『ラザロ』井土紀州監督作品
上映・公演は終了しました。

『ラザロ-LAZARUS-』復活祭!!3部作を一挙上映致します!
〜A プログラム〜
『ラザロ−朝日のあたる家』篇(DV-cam/カラー/81分)
出演:弓井茉那,成田里奈,東美伽,大沼幸司
監督:井土紀州
プロデューサー:木村文洋,吉岡文平
脚本:板倉一成,井土紀州
製作:京都国際学生映画祭2003運営委員会 + スピリチュアル・ムービーズ
〜Bプログラム〜
『ラザロ−蒼ざめたる馬』篇(DV-cam/カラー/40分)
出演:東美伽,池渕智彦,小野沢稔彦,進藤都夫,大胡田真児,兼沢晋,伊藤清美,小寺龍自,西村武訓,中嶋好,今井正和,藤野貴之,北川正朗
監督:井土紀州
プロデューサー:吉岡文平
脚本:森田草太 遠藤晶 井土紀州
企画・製作:スピリチュアル・ムービーズ
『ラザロ−複製の廃墟』篇(DV-cam/カラー/80分)
出演:東美伽,堀田佳世子,小田篤,青木三明,岩下ゆきえ,岸川行輝,阪井ひとみ,登未央,村本綾子,松 岡秀太郎,藤田雄紀,中村あゆみ,西村兼一,濱田昌康,小林豊,西村加奈,三ツ矢武史,山本綾子,樋口憲吾,増田愛子,西村典子,西岡さくら
監督:井土紀州
プロデューサー:西村武訓 吉岡文平
脚本:西村武訓 吉岡文平 井土紀州
製作:伊勢映画人会,スピリチュアル・ムービーズ
<イントロダクション>
怪物的ヒロインが誕生した。彼女の名は……マユミ。
社会からはみだした女たちを組織し、資産家の子息を殺してその財産を奪い、偽札をばら撒いて経済テロを目論む……この世界の破滅とその後に訪れるであろう再生を希求する女、マユミ。
この三篇の物語は、彼女の闘争の記録であり、愛と憎しみの軌跡である。
そして、彼女の意志に共鳴した女たちの精神の叫びである。
「金持ちはより金持ちに、貧乏人はより貧乏になる。それがこの社会のカラクリや」
そう呟きながら、無表情で殺人を遂行していくマユミ。
『蒼ざめたる馬』編では、格差社会が生み出したモンスターであるマユミが、女たちを率いて資産家の子息たちをたぶらかし、殺害していく様が描かれていく。
「好きとか嫌いとか、気持ちとか心とか、そんなもんでしか繋がれへん関係はとっくの昔に捨てたんや! 例え、心で憎しみあってても共通の目的のためなら一緒に行動できる、あたしはな、そんな絆しかいらんねん!」
自らに愛を向ける者をそう冷酷に切り捨て、日本経済の破滅という目的のためだけに、大量の偽札をばら撒くマユミ。
『複製の廃墟』編では、マユミと行動を共にするナツエとの同性愛的な関係と、偽札犯を追う刑事たちの関係を軸にドラマは展開し、愛を信じることの出来ないモンスターの苦悩と葛藤、そして孤独が描かれる。
なぜ、彼女は民衆の敵(パブリック・エナミー)№1となったのか?
『朝日のあたる家』編では、いかにしてマユミがモンスターとなったのかという、その誕生の過程が、現代日本のリアルな社会状況を背景に、マユミと妹の直子の関係を軸に描かれる。
総合タイトルであるラザロ−LAZARUS−とは?
新約聖書の「ヨハネによる福音書」に登場する貧民の名前で、死後四日目にイエスによって復活させられる。
ドフトエフスキーは『罪と罰』において、主人公のラスコーリニコフが殺人を自白する契機として、聖書の「ラザロの死とよみがえりの個所」を娼婦に朗読させる場面を書いているが、『蒼ざめたる馬』編ではマユミが仲間のリツコにこのラスコーリニコフの自白について語って聞かせるシーンがある。
また、ロシアの小説家レオニード・アンドレーエフに『ラザロ』という短編小説があり、アンドレーエフは、甦った後のラザロの姿や生活をほとんど恐怖小説として描いている。
この映画では、アンドレーエフのこの『ラザロ』が重要なモチーフとなっており、『朝日のあたる家』編におけるモンスター、マユミの誕生の秘密と深く関わっている。
ドキュメンタリー
監督:井土紀州
料金:各1プログラム1,000円/AB通し1,800円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







