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カミュなんて知らない

上映・公演は終了しました。

2006年/日本/115分/配給:ワコー+グアパ・グアポ/(C)2006「カミュなんて知らない」製作委員会

「人殺しを経験してみたかった。人を殺したらどうなるか、実験してみたかったと言ってもいいです」。2000年5月、愛知県豊川市で実際に起きた老婆刺殺事件。その犯人である男子高校生の証言を手がかりに、都心のキャンパスに通う大学生たちが、この衝撃的な事件の映画化に取り組んだ。彼らの<殺人>をめぐる動揺や、<犯人>に対する共感と反撥、そして映画製作と濃密な関係を深めるにつれ、私生活で複雑に錯綜してゆく<愛>のゆくえ。現代を生きる等身大の若者像を鮮烈に刻印した、新しい青春映画の誕生である。

都心にある大学キャンパス。“映像ワークショップ”を受講する学生たちは、高校生が犯した<不条理殺人>をテーマに、「タイクツな殺人者」と題された映画を製作することになった。クランクイン5日前、主演俳優が突然降板し、助監督の久田は代役探しに奔走する。一方、監督の松川は妄信的な恋人ユカリの存在に悩まされていた。やがて、主役の代役に演劇サークルの池田が抜擢され、こうして撮影リハーサルが始まるが、<殺人>をめぐるテーマの解釈について、松川は久田や池田たちと対立を深めてゆく。果たして、狂騒と白熱の映画製作の渦中に投げ出された学生たちは、無事、「タイクツな殺人者」をクランクインさせることができるのだろうか……。

映画という集団作業における非日常環境に置かれた学生たちは、一方で、恋愛問題や就職活動といった個人的な現実に苛まれている。ごく平凡な高校生が犯した殺人や暴力について、喧々諤々と口論を繰り返すうちに、彼らの立ち惑う青春の焦燥や奔放な愛のエネルギーが、映画製作の現場に大きな影響を与えてゆく。そして取り返しのつかない決定的な出来事が!青春の無軌道さと生真面目さを同居させた彼らが、<不条理殺人>の向こうに見い出したものとは?

邦画

監督:柳町光男
出演:柏原収史、吉川ひなの、前田愛、中泉英雄、本田博太郎

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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