渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

ドルフィンブルー フジ、もういちど宙(…

上映・公演は終了しました。

2007年/日本/103分/配給:松竹/©「ドルフィンブルー」製作委員会

世界最大級の沖縄美ら海水族館に、新任獣医としてやってきた植村一也(松山ケンイチ)。海獣課に配属になり、イルカの餌になる魚のひれを切り落とす作業や、プールの掃除を一日中させられ、自分は飼育員ではなく獣医なのにと不満に思っている。イルカのことをよく知らなければ治療もできない、データを見るだけの獣医ならいらない、それが福原館長(山崎努)の考えだった。叩き上げの先輩飼育員・比嘉(池内博之)と激しくぶつかったり、その様子を見守る飼育員・ユリ(坂井真紀)や仲村課長(利重剛)に獣医としての心得を学んだり、七海(永作博美)のカフェで少し癒されたりしながら働く毎日。遠距離恋愛中の恋人・陽子(西山茉希)からのメールが心の支えだが、忙しさと、理想と現実の狭間で徐々にすれ違いを感じている。
3頭もの子どもを産み育ててきたために水族館の"ビッグマザー"と呼ばれる、イルカのフジにもようやく受け入れられ、沖縄での生活にも慣れてきたある日、突然事件が起こる。フジの尾びれが壊死しはじめたのだ。一也をはじめ、飼育員達は、懸命に治療するが、原因不明の壊死は止められず、尾びれを切除することに。自分の判断、治療は本当に正しかったのだろうか。一也は、獣医師としての自分を責める。一命は取りとめたものの、尾びれを失ったフジは泳ぐことをやめ、プールの隅で浮いているだけ......。
母親に捨てられたと思い、学校にも行かず毎日フジに会いに来ていた少女・ミチル(高畑充希)は、そんなフジを見て「泳げないイルカはイルカじゃない!」と一也に言い放つ。ただ生かすだけの治療に疑問を感じはじめた一也は、アメリカのタイヤメーカーがウミガメの手びれをゴムで作ったことがあると本で知り、館長に相談。タイヤメーカーのブリヂストンに、フジの人工尾びれを作ってほしいと単身交渉に向かう。
もう一度フジを泳がせてやりたい──。みんなの気持ちが一つになった時、イルカと人間の暑い夏がはじまった。

そんな実際の出来事を軸に描かれる物語の主人公は、いま最も注目されている俳優・松山ケンイチ。『DEATH NOTE 前・後編』(06)、『蒼き狼 ?地果て海尽きるまで』(07)など話題の映画に出演し、4月スタートの日本テレビ系「セクシーボイスアンドロボ」(火曜夜10時)では連続ドラマ初出演するなど、その勢いはとどまることがない。本作では、さまざまな壁にぶつかりながらも、フジのために奔走する新米獣医=植村一也を熱演。母親との確執から心を閉ざすヒロイン=玉城ミチルには、この作品が映画デビューとなる15歳の新鋭・高畑充希。この夏ミュージカル「ピーターパン」で8代目の主役を演じる彼女が、本作では少女から大人へと成長する過程の難しい役どころを堂々と演じた。さらに、CanCam専属モデルで人気急上昇中の西山茉希が一也の恋人=青山陽子を演じるなど、フレッシュな顔ぶれが集まった。また、一也を見守る水族館館長に山崎努のほか、池内博之、坂井真紀、利重剛、田中哲司、そして永作博美など、実力派が脇をしっかり固めている。
原案は、世界初の人工尾びれ再生プロジェクトを追ったノンフィクション小説『もういちど宙へ』(岩貞るみこ著/講談社刊)。『陽気なギャングが地球を回す』、『棒たおし!』の前田哲監督が、個性豊かな仲間達とイルカのフジとともに、沖縄美ら海水族館で1ヵ月にわたる撮影を敢行。一人の青年と少女の成長、人間とイルカの交流、喜びや悲しみ、そして愛を、沖縄の風景のなかに描き、この夏いちばんの青春ストーリーが誕生した。

邦画

監督:前田哲 出演:松山ケンイチ、高畑充希、西山茉希、永作博美、山崎努、池内博之、坂井真紀 

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事