吉祥天女
上映・公演は終了しました。

2007年/日本/116分/配給:キュービカル・エンタテインメント/©2006 吉田秋生・小学館/『吉祥天女』製作委員会
いったい何故、誰もが"小夜子"に惹きつけられるのか?吉田秋生の傑作少女コミック、待望の完全映画化!
妖艶な美貌と雰囲気を併せ持つ少女"小夜子"。
吉田秋生の傑作コミックから生まれた最高のヒロインが、今スクリーンで艶やかに舞う。心のうちを見透かすような大きな瞳、長くツヤのある黒髪――。男も女も惑わせる完璧な美貌と、17歳とは思えぬ妖艶な雰囲気を持つ、ミステリアスな少女・叶小夜子。理由あって実家を離れて育ち、12年ぶりに叶家に戻った彼女は、出会う者すべての心を奪い、虜にしていく。小悪魔のように囁いたかと思えば、慈愛に満ちた母親のような微笑みをたたえ、また鬼のような目つきで睨みをきかせたかと思えば、天女のような優しさで相手を包み込む......。自在に変化するその表情に、女は憧れ、男は翻弄されていく。新興の"遠野家"の義兄弟とて例外ではない。ワイルドで強引な遠野暁と、遠野家の養子として育てられたクールで繊細な涼――性格も態度も、まったく正反対な2人だが、どちらも魔性の魅力を持つ小夜子に強く惹かれてゆく。そして、クラスメイトの麻井由似子は、自信に満ち溢れた小夜子を慕い、友情を育んでゆく......。
原作は、「BANANA FISH」をはじめ、数々の傑作コミックの生みの親として知られる吉田秋生の「吉祥天女」。1984年に小学館漫画賞を受賞している本作は、"小夜子"という強烈なキャラクターの魅力から、熱狂的ファンも多い。少女コミックの枠を超え、男女問わず幅広い層から支持されており、これまでに約250万部の売り上げを記録。吉田の代表作のひとつとなっている。そんな原作を映画化したのは、『ラヴァーズ・キス』(02)に引き続き、吉田作品を映像化することになった及川中監督。完全映画化が待ち望まれた最高のヒロイン"小夜子"の物語を、美しくも切なく、幻想的にスクリーンで描き出す。"小夜子"に秘められた天女伝説とは―そして、暁、涼、小夜子のミステリアスな三角関係の行方は・・・。
12年前の火事で消失したとされている、叶家に代々伝わる"天女の羽衣"。その衣をめぐっては、「"天女の衣"に触れた女は幸せになるが、それに触れた男には祟りがある」という言い伝えがあった。一方、小夜子は、「叶家の女は、決して幸せになれない」という宿命を背負っていた。呪われた"天女の血"を引くといわれる叶家では、男が続々と死亡していくのだ。そんな宿命に抗い、血の呪縛を解くべく、自分らしく、強く生きる小夜子。だが、周りでは、小夜子と関わった者たちが、次々と命を落としていく......。
遠野家の兄弟関係も、小夜子が現れたことで、歯車が狂い始めていく。借金を抱えながらも、膨大な土地を所有している叶家と、その土地を狙う新興の遠野家は、対立関係にあったが、遠野家から叶家に嫁いだ暁の叔母・浮子は、野望と欲望に駆られ、小夜子と暁の政略結婚を企てる。だが、暁はいつしか本気で小夜子を愛し、執着し始め、自分を見失っていく。一方、涼も感情を抑えつつも、小夜子への想いが募っていく。そんな2人の間で主導権を握る小夜子......。さらに、叶家の"天女伝説"が明らかになるにつれ、叶家と遠野家の因縁、血をめぐる輪廻が明らかになっていく......。暁、涼、小夜子の三角関係は、天女の衣が導いた必然なのか? 小夜子は、血の呪縛から解放され、愛をつかむことができるのか?
これからの日本映画界を担う若手実力派俳優が集結!
"小夜子"役で、鈴木杏が新境地を開拓する。天女の系譜に生まれた悲劇のヒロイン・叶小夜子を演じるのは、鈴木杏。大ヒット作品となった『頭文字]イニシャル]D』(05)で、日本のみならず、アジアでの人気も獲得し、日本映画界を担う若手実力派として今後のますますの活躍が期待される女優である。これまで、明るく元気な役柄を演じることが多かった彼女だが、本作では、大人びた妖艶な少女という、まったく違うタイプの役柄にチャレンジ。難しい役どころを見事にこなし、新たな一面を見せている。そして、小夜子に憧れる女子高生・麻井由似子役には、本仮屋ユイカ。『スウィングガールズ』(04)、NHK朝の連続テレビ小説「ファイト」などで、一躍注目を浴び、映画出演作が続いている彼女が、ピュアで明るい少女を好演。爽やかな笑顔で、観客を魅了する。さらに、遠野涼役に、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、さまざまな役柄を演じてきた勝地涼。寡黙なキャラクターながら、持ち前の演技力で内に秘めた感情を鮮やかに表現している。また、涼の兄・暁役に、『気球クラブ、その後』の深水元基。そのほか、市川実日子、津田寛治、江波杏子といった実力派が顔を揃え、作品を支えている。
邦画
監督:及川中 出演:鈴木杏、本仮屋ユイカ、勝地涼、深水元基、津田寛治、江波杏子
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







