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ジェイムズ聖地へ行く

上映・公演は終了しました。

2003年/イスラエル/87分/配給:ラウンドテーブル・シネマ、アップリンク

聖者から資本主義の悪魔へ?純朴な青年ジェイムズ試練の旅。果たして彼は“聖地”へたどりつけるのか?
とあるアフリカの村で次期牧師に任命された若者ジェイムズは聖地エルサレムへ巡礼に行く道中、予期せぬ事件に次々と巻き込まれて行く。黒人だという理由で “不法労働者”として働かされるハメになったジェイムズは、資本主義が蔓延し物質が溢れるイスラエルで、次第にマネー・ゲームのルールを学んで行くが…搾取する側、される側。果たして彼は“約束の地”エルサレムにたどり着けるだろうか…?アイロニーとユーモアを込めて描く、イスラエルのオモテとウラ。
アカデミー賞ノミネート作品『パラダイス・ナウ』のイスラエル人共同プロデューサー、アミール・ハレルが手がけた、ジェイムズと行く現代のスピリチャル・ジャーニー。

“約束の地”と“資本主義”
この映画はイスラエルの社会的背景を見せながら、ジェイムズを通してスピリチャルな精神世界を対比させている。映画が進むにつれ、そこに資本主義とモラルという普遍のテーマを発見し、同時にそれは世界共通であろう事に気づいていく。映画ではまた家族の土地問題も扱われ、日本の土地バブルを思い起こさずにはいられない。そして最後には映画に描かれる全てが、とても私たちと似ている事に気づく。この気づきをしっかりと観る者に伝えるためにジェイムズが存在する。
エルサレムは3大宗教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地であり、世界から毎年約200万人以上の巡礼者、観光客が訪れている。1948年に建国されたイスラエルは地中海に面し、回りはエジプト、ヨルダン、シリア、レバノンに囲まれヨーロッパとアジアとアフリカの接点となっている。日本の戦後復興と時期を近くしてか、映画にでてくる建物がかなり日本に似ている事に気づくだろう。人口は約700万人、国内の宗教構成としてはユダヤ教約80%、イスラム教17%、キリスト教2%との割合らしい。もともと歴史的にユダヤ人は土地を持てなかった事から、処世術が磨かれてきた。その一つが誰もがイメージする彼らの金銭感覚といえる。そしてその恩恵を受けようと、イスラエルには約50万人の不法労働者が住んでいる。

洋画

監督:ラアナン・アレクサンドロヴィッチ 出演:シアボンガ・シブ、サリム・ダウ、アリー・エリアス、サンドラ・ショーンワルド

料金:当日:\1,500 学生:\1,200 シニア:\1,000

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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