俺は、君のためにこそ死ににいく
上映・公演は終了しました。

2006年/日本/配給:東映/©2007「俺は、君のためにこそ死ににいく」製作委員会
太平洋戦争の末期、特別攻撃隊の編成により、本来なら未来を担うべき若者達の尊い命が多数失われていった。そんな中、特攻基地を持つ鹿児島県川辺郡知覧の町に、彼らが母のように慕う女性の姿があった。
本作は”特攻の母”として知られる鳥濱トメさんの視点から、若き特攻隊員たちの青春や真実のエピソードを連ねて描いた戦争群像劇である。製作総指揮は現・東京都知事であり作家の石原慎太郎。トメさんと長年親交を温めてきた石原氏は、隊員たちの心のヒダに入り込み、その想いを汲み続けた彼女のことを「生きた菩薩」と呼ぶ。そして彼女自身の口から若者らの真実の姿を聞かされた石原氏は8年前に本作を企画し、自ら脚本を執筆した。
トメさん亡き後、その次女で母の遺志を継ぎ、05年8月に行われた企画発表会見に出席された赤羽礼子さんも2005年10月16日に他界された今、この映画が若い世代に語り継ぐ最後の機会。東映では、総製作費18億円を投じての製作をついに開始し、特攻兵に捧げるレクイエムとして日本国民に贈る。
監督は『オキナワの少年』(83年)『秘祭』(96年)など、自らのルーツである沖縄をテーマに意欲作を作り続ける新城卓。今回も特攻と沖縄戦は切っても切れない関係にあるという信念の下、演出に挑んでいる。また彼は『秘祭』の原作者でもある石原氏とともに長年この企画を温めてきたパートナーでもあり、お互い気心の知れた関係でもある。
鳥濱トメ役には、石原氏の熱烈なラブコールを受け、日本映画界を代表する国際派名女優・岸恵子。特攻兵役には映画・ドラマと数々の話題作に出演し進境著しい徳重聡や、これまで様々な役を演じ、演技力に益々磨きがかかった窪塚洋介。そして、映画・TV・舞台とその活躍の場を大きく広げる演技派・筒井道隆を始め、実力と人気を兼ね備えた豪華キャストが結集した。また石原氏の条件として、兵士役の俳優は皆3分刈の坊主頭となって登場。2月中旬には30名の兵士役の俳優が茨城県土浦にある陸上自衛隊に3日間体験入隊、さらに100名が1週間かけて撮影所内で厳しい軍事教練を積んだ上で撮影に臨んでいる。
撮影は3月27日、知覧町でクランクイン。以後、滋賀県五個荘、茨城県真壁および鹿島の飛行場、そして沖縄など全国各地で3ヶ月に及ぶ長期撮影を敢行。特にクライマックスの特攻シーンでは記録フィルムの使用を排し、特攻機が艦に突っ込む際の日米双方の目線を大事にしながら、生死のインパクトとリアリティを、新城監督の盟友でもある中田信一郎監督補や、「男たちの大和/YAMATO」では特撮VFXを担当した佛田洋特撮監督、野口光一VFXスーパーバイザー、空撮CGの第一人者・栃林秀プリビズスーパーバイザーら精鋭スタッフが構築。フィリピンに現存する全長100メートルの当時の米駆逐艦を使用して、実際に発砲するシーンの撮影も行なわれるなど、衝撃的な特攻シーンが繰り広げられていく。陸軍戦闘機・隼を2機、本物の設計図を取り寄せて5000万円かけて実寸大で再現しているのも話題だろう。

邦画
監督:新城卓 出演:徳重聡、窪塚洋介、岸恵子、筒井道隆
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







