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バベル

上映・公演は終了しました。

2007年/アメリカ/142分/配給:ギャガ・コミュニケーションズ/©2006 by Babel Productions, Inc. All Rights Reserved.

本年度アカデミー賞最有力候補!ブラッド・ピット、役所広司ほか、国境を超えたスーパーキャストたちによって描かれる今年最大の問題作が世界を揺るがす! 3大陸4言語、世界規模のスケールで人類の絶望と希望を描く衝撃のヒューマン・ドラマ、いよいよ日本上陸!
 遥か遠い昔、言葉は一つだった。人間たちは神に近付こうと、天まで届く塔を建てようとした。怒った神は言葉を乱し、世界はバラバラになった──旧約聖書の創世記に記された、バベルと呼ばれた街の物語だ。21世紀の今、この星全体が“バベル”のようになってしまった。世界のあちこちで争いが絶えないばかりか、もはや言葉が通じる隣人や親子でさえも心を通わすことができない。かつてない急速な発展を遂げた情報化社会に暮らしているのは、どこにも届かない想いを抱いてさまよう私たちの孤独な魂なのだ。4言語が飛び交うなか、3大陸にわたる壮大なロケを敢行して、そんな私たちの魂を救おうとする衝撃のヒューマン・ドラマが完成した。雄大な自然を映し出すオープニングから息をのむ怒涛のラストまで、観る者もいっしょに、バラバラになった世界をつなぐカギを探す旅に出る──それが『バベル』なのだ。バラバラにされた私達が、再びひとつにつながるには、どうすればいいのか?その答えを秘めた銃弾が今、放たれた。
 リチャードは、妻のスーザンとモロッコを旅していた。ある哀しい出来事が原因で壊れかけた夫婦の絆を取り戻すため、アメリカからやって来たのだ。まだ幼い息子と娘はメキシコ人の子守に託していた。山道を行く観光バスの中で、事件は起こった。どこからか放たれた一発の銃弾が窓ガラスを突き抜け、スーザンの肩を撃ち抜いたのだ。あたりに病院はない。リチャードはバスを移動させ、スーザンを医者がいる村へと運ぶが、溢れ出る血を止める応急処置がやっとだった。
リチャードが救助に来ないアメリカ政府に苛立つ間、徐々に事件は解明され、やがて1人の日本人男性に辿りつく。一発の銃弾は国境を超えて、孤独な魂を抱える人々をつなぎあわせていった─。
銃を手にいれたモロッコの山羊飼いの少年、銃の所有者である日本人男性、彼の聾唖(ろうあ)の娘、そして子守の女がメキシコへと連れていった子供たち。果たして、生命と魂の危険にさらされた彼らの運命は─?
ブラッド・ピット×役所広司×ケイト・ブランシェット×菊地凛子。国境を超えたキャストたちが、本年度賞レースの話題を独占!
アメリカ人夫婦の夫を演じるのは、ハリウッド屈指のスーパースター、ブラッド・ピット。スターの顔を脱ぎ捨て、モロッコの砂漠の村で苦闘する1人の男になりきり、11年ぶりとなるゴールデングローブ賞助演男優賞ノミネートを果たした。彼の妻に扮するのは、アカデミー受賞女優、ケイト・ブランシェット。銃弾に倒れ身動きのできない役どころだが、母の悲しみと夫への揺れる愛情を表情だけで見事に演じた。ライフルの所有者には、日本が誇る国際派俳優、役所広司。少ない台詞のなかで、自殺した妻との心の溝、聾唖の娘との葛藤を演じきり、強い印象を残した。彼の娘を演じるのが、日本人女優としては実に35年ぶりという、ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートの快挙を成し遂げた菊地凛子。愛を求める魂の叫びを全身から発する迫真の演技に全米マスコミも絶賛、数々の賞に名を連ね、本年度賞レースの台風の目となった。日本から世界に羽ばたく演技派女優が誕生したのだ。また、メキシコ人乳母の暴走する甥を演じるのは、日本でも人気の高いガエル・ガルシア・ベルナル。美しい顔立ちの奥に秘めた荒ぶる魂を魅惑的に演じた。そして何よりも私たちの心臓を鷲づかみにするのは、遠く離れた3大陸で、それぞれの役を“生きた”キャストたちの演技を超えた化学反応だ。また、映画出演は生まれて初めてという現地の人々が多数起用され、土地のパワーを吸収した彼らのリアルな存在感がフィルムに命を与えた。ゴールデングローブ賞を始め、名誉ある映画賞を席巻!長編映画3作目にして、世界の映画界を担う破格の才能。監督は、2000年のカンヌ国際映画祭批評家週間でグランプリを獲得、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた長編デビュー作『アモーレス・ペロス』(99)で一躍注目されたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。その後は母国メキシコを飛び出してグローバルに活躍、続く『21グラム』(03)でも数々の賞に輝いた。3作目となる本作で、3大陸で1年以上にわたる撮影という想像を絶する破格のプロジェクトを実現、世界初披露の2006年カンヌ国際映画祭で、いきなり最優秀監督賞に輝いた。またゴールデングローブ賞では、自身初の監督賞を含む最多6部門7ノミネートを果し、名実共に世界の映画界を担う監督となった。4つの物語をダイナミックにシンクロさせて、観る者を驚愕と感動のラストに誘う脚本は、『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』(05)でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞したギジェルモ・アリアガ。それぞれの土地の特色を捉えた撮影は、『ブロークバック・マウンテン』(05)でアカデミー賞にノミネートされたロドリゴ・プリエト。また、孤独な魂を優しく包み込むような音楽を手掛けたのは、『ブロークバック・マウンテン』で同賞を受賞したグスターボ・サンタオラヤ。

洋画

監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、アドリアナ・バラッザ、菊地凛子

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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