ホリデイ
上映・公演は終了しました。

2006年/アメリカ/135分/ユニバーサル映画&コロムビア映画提供/配給:UIP映画/©2006 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
アマンダとアイリス、ビバリーヒルズとロンドン郊外。すべてを交換する2週間。運命の休暇が今、はじまる ─。
世界中で愛され、観る者を魅了してきたラブ・ロマンスが教えてくれたこと ─ 「恋することで人は変わるけれど、何かを変えることによって人は愛を受け止められるようになる」。ところが、変化を恐れて新しいステップがなかなか踏み出せない時、ドラマチックに背中を押してくれるのが、恋に破れ、使い古しの愛を捨てて旅に出ることだったとしたら……。男女4人が織りなす、洗練された大人のロマンスを描いた『ホリデイ』は、そんな恋物語の系譜に魅力的な1ページを書き加える作品。「もしあの時に失恋していなければ、新しい愛には出逢えなかった」 ─ そんな視点に立てば、きっとこれまでにないストーリーが見えてくる。今の自分をほんのひと時だけ忘れられる時間を与えてくれた運命の休暇。しかもそのバケーションのきっかけが<ホーム・エクスチェンジ>と呼ばれるものだったことが、想像もできない2つの出逢いを生み出していく。旅に出たのはキュートでチャーミングなキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレット。旅先で待っていたのはセクシーでエネルギッシュなジュード・ロウとジャック・ブラック。超豪華なキャスティングが今までにないシチュエーションで恋に落ち、鮮やかな2色のロマンチック・カラーで世界を虜にしていく。
<ホーム・エクスチェンジ>とは、条件の合う者同士が休暇中に家も車もそっくり交換すること。主にネット上でのコミュニケーションによって成立し、欧米では一般化していることもあって密かな注目を集めている。そして本作品は、2人の女性主人公が「今の私にとっては、見知らぬ土地へ行って環境を変えることが必要なの!」と思ったところからストーリーが始まる。
アマンダはハリウッドの映画予告編製作会社の社長。アイリスはロンドン郊外に住む新聞記者。順調に見える2人の人生だが、実はクリスマス直前だというのにそれぞれ恋に別れを告げていた。そんな時に見つけた<ホーム・エクスチェンジ>の休暇。成功を絵に描いたようなプール付き豪邸と、まるでおとぎ話のような田園風景のコテージを2週間だけ交換したアマンダとアイリス。そこで2人に訪れたのは予想もしていなかった心のときめき。アイリスは映画音楽作曲家のマイルズと出逢い、アマンダはアイリスの兄グラハムとハプニング。ところがマイルズは振り回されるだけの恋に悩み、グラハムも何かを隠しているような影がある。やがて刺激的でアバンチュールな恋と、気がついたら手をつないでいたような恋が、雪の舞うロンドン郊外と、太陽の光が降りそそぐビバリーヒルズで同時進行していくのだった……。
上質感漂う贅沢なアンサンブルキャストと、チャーミングな恋愛映画の名手による<大人の遊び心>
ロサンゼルスからロンドンへと向かうアマンダを演じているのは、『シュレック』、『チャーリーズ・エンジェル』といった大ヒット・シリーズへの出演で、今やハリウッドNo.1女優の座を不動のものとしているキャメロン・ディアス。映画の予告編を作る才能には恵まれているのに、男女関係を作るのは上手くいかない ─ そんなキャリア・ウーマンの姿を、『メリーに首ったけ』の小悪魔的魅力と、『イン・ハー・シューズ』で見せた心の葛藤を融合させた演技で披露している。
まるで逃げるようにロンドンからロサンゼルスにやってきたアイリス役は、あらゆる映画史を塗り替えた『タイタニック』をはじめ、これまで4度アカデミー賞にノミネートされたケイト・ウィンスレットが演じている。思いを寄せていた男性の婚約に傷つき、環境を変えることによって過去を忘れたいけれど、彼からの再アプローチを拒否できない ─ 大女優の風格を感じさせる彼女が、揺れ動く女心を見事に表現している。
一方、旅先で待ち受ける“恋人たち”は、まったくタイプの違う2人の男優が顔を揃えている。アイリスの兄であり、ロンドンでアマンダと出逢うグラハムに扮するのはジュード・ロウ。『アルフィー』や、アカデミー賞にノミネートされた『リプリー』、『コールドマウンテン』と同様、女性を惹きつける色気を放ちながら、本作品では落ち着いた大人の円熟味も兼ね備えている。
『スクール・オブ・ロック』、『キング・コング』等、登場するだけで場面をさらってしまうほど圧倒的な存在感を持つジャック・ブラックは、アイリスの相手役マイルズを好演。純粋なラブ・ストーリーへの出演は少ないが、彼の愛すべきキャラクターがラブ・ロマンスでも十分に魅力的であることを証明している。
その他、『ゴッドファーザーPARTIII』、『ミスティック・リバー』のベテラン俳優イーライ・ウォラック。『サウンド・オブ・サンダー』等の俳優としてだけでなく、監督・製作・脚本も手がける才人エドワード・バーンズ。『レジェンド・オブ・ゾロ』、『トリスタンとイゾルデ』で深い印象を残したルーファス・シーウェルといった、いずれも主役級の俳優が豪華に脇を固めている。また、ある有名俳優がほんの一場面だけ顔を出しているが、それが誰かは見てのお楽しみ。
監督は『ハート・オブ・ウーマン』、『恋愛適齢期』のナンシー・メイヤーズ。女流監督らしく2組の恋愛関係に心地良いほど柔らかな視線を向けながら、恋する男女の繊細な心の動きを小さな仕草ひとつで絶妙に表現。また演出だけでなく脚本も手がけ、流れるようなストーリーラインの中に思わず頷きたくなるような名セリフを散りばめている。それはまるでメイヤーズ流の恋愛指南。集大成ともいえる作品を作り上げた彼女が、誰よりもこの物語を愛していることが伝わってくる。
ロンドン郊外とロサンゼルスの美しい風景を見事に切り取りながら、恋する心の機微を流麗なカメラワークで見せてくれる撮影は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、『アポロ13』のディーン・カンディが担当。物語の心象表現に欠かせない音楽は、『ライオン・キング』でアカデミー賞に輝き、最新作『ダ・ヴィンチ・コード』も記憶に新しいハンス・ジマーが手がけている。

洋画
監督:ナンシー・メイヤーズ 出演:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、イーライ・ウォラック、エドワード・バーンズ
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
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