チョムスキーとメディア ─マニュファクァ?/p>
上映・公演は終了しました。

カナダ/167分/カラー/1992年/配給:シグロ
既成のメディアに苛立っているあなたへ── 大切なのは自分の言葉で考えて、伝えること。ひとりひとりがメディアになれる。
ロックバンドU2のボーカル、ボノが「飽くなき反抗者」と呼ぶ反骨の知識人、ノーム・チョムスキー。本作品は、言語学者として名高いチョムスキーの活動の政治的側面、とくにメディア批判にフォーカスしたドキュメンタリー作品です。アメリカのマスメディアがいかにして社会の支配層の宣伝活動に奉仕しているのか。暴力や独裁政治ではなく、より巧妙な思想コントロールが人々を支配している現代の民主主義社会。映画の中でチョムスキーは、マスコミの現場にいる人間さえもほとんど意識することのないメディアの構造的な問題を、多くの事例を使って明解に分析します。ここに映し出されているのは、対岸の火事ではありません。日本という“民主主義国家”に住む私たちにも大いに関係のある、恐るべき事実なのです。しかし、悲観してばかりもいられません。捏造された“世論”を疑い、他人との連帯の中で自分の価値観を身につけ、発言していくことによって人々は知的に自衛できる、とチョムスキーは言います。変化をもたらす力は私たち自身の手にある。この映画はそう教えてくれるのです。
カナダのモントリオールで活動を続けるピーター・ウィントニックとマーク・アクバーの共同監督による長編ドキュメンタリー映画『チョムスキーとメディア』は、1992年に公開されてから世界の300以上の都市で劇場公開され、カナダ国内では劇場用ドキュメンタリー映画の興行収入歴代第1位を記録した空前のヒット作です。完成までに5年の月日を要したこの作品は、7カ国23都市において撮影されました。編集にあたっては、オリジナルの映像と過去の記録映像のフッテージを合わせ120時間分の素材があり、記録映像の出典となった映像の数は185におよびます。日本では、1993年に山形国際ドキュメンタリー映画祭に招待されたものの配給が決まらず、このたび初めて劇場公開されるものですが、作品で語られる言葉はより重要性を増し、現在の日本のメディアの状況を読み解く重要なヒントを与えてくれます。時代を超越して圧倒的な説得力を持つチョムスキーの言葉に、いまこそ耳を傾けてください。
○劇場公開記念・連続トーク企画
「チョムスキー・レクチャー〜チョムスキーについて、もっと話そう」
言語学者ノーム・チョムスキーによるメディア分析を題材にした傑作ドキュメンタリー『チョムスキーとメディア』が日本でも2月17日より渋谷のユーロスペースにていよいよ公開です。映画・インタヴュー・翻訳など様々な形でチョムスキーの発言を日本に紹介してきた方々をお招きし、それぞれの立場から見たチョムスキーの発言やその姿勢、活動について、お話を伺います。
2月18日(日)
「チョムスキーの主張の一貫性」
ジャン・ユンカーマン(映画監督)
2月25日(日)
「チョムスキー教授に学ぶこと」
岡崎玲子(『チョムスキー、民意と人権を語る』インタヴュアー)
3月4日(日)
「オルタナティブ・メディアの実践」
中野真紀子(翻訳家)
※各日とも開場10:00、トークは10:10〜10:30。通常の上映料金にて、映画とトークをお聞きいただけます。

洋画
製作・監督:ピーター・ウィントニック&マーク・アクバー
出演:ノーム・チョムスキー
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







