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〜夢幻の旅人が描く幻想世界〜ミヒャエル…

上映・公演は終了しました。

写真:「窓辺の花達─ヴェニス」油彩8F

 ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギーは、エルンスト・フックスらの創始したウィーン幻想派を代表する画家です。日本にはあまり馴染みのない画派ですが、現代具象美術の歩みには欠くことのできない存在であり、事実、多くの日本の現代作家にも多分に影響を与えてきました。
 そのウィーン幻想派にあって、ひときわ日本と縁深い画家がミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギーです。彼はクーデンホーフ=カレルギー伯爵家の末裔で、祖母は日本で初めて正式な国際結婚をした女性です。クーデンホーフ光子という彼女の名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?そして彼はまた、今日のEUの母体となったパン・ヨーロッパ思想の生みの親であるリヒャルト・クーデンホーフ=カレルギーを伯父に持ちます。
 今回発表する作品は、ウィーン幻想派の流れを汲む画家としての作品を披露すると同時に、ミヒャエル自身と一族に縁のある土地や建築物を日本に紹介するため、彼がこの数年来描き続けてきたものです。画家独自のアングルから眺められ、切り取られた情景は、現実の中にある幻想的なシーンを私たちに垣間見せ、濁りと透明感が同居する色彩は神秘的な雰囲気を醸し出しています。単なる写生に留まらない彼の表現する世界は、見る者に現実と幻想の狭間を漂う不思議な感覚を与えてくれます。
◇画家の祖母、クーデンホーフ光子とは…
 画家の祖母であるクーデンホーフ光子は、日本で初めて正式な国際結婚をし、ハプスブルク家の治めるオーストリア=ハンガリー帝国の名家クーデンホーフ家に嫁いだ女性です。夫が伯爵であったため国際ロマンスと騒がれ、俗説ですが、後にゲラン社の香水『ミツコ』の名前の由来になったほどウィーンの社交界の華と謳われました。

画廊・ギャラリー

ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー

料金:入場無料

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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