Alexander Gelman [Little Black]
上映・公演は終了しました。

「Little Black..」は、重量の認知と空間の次元性に関するゲルマンの研究の一環です。あらゆる物体の物理的なスケールは、その文脈によって異なって認識されます。ゲルマンは、物体のある不可欠な一部を露出させることによって、人間の脳に、不可視な物を再現させる糸口を提示します。この様な物体の想像上の寸法は、物理的な存在をはるかに上回る事がよくあるのです。Nanzuka Undergroundに展示される今回のインスタレーションは、ギャラリーにおける空間の制限と、物体(黒色の立方体)の質量との並置です。
この立方体は、空間の境界への挑戦だけでなく、補助されることなく浮揚した物体としての見え方が意図されています。神秘的な平面の次元性を喚起させる平面作品のシリーズをご覧になりながら、この立方体を360度の視点からご覧下さい。
ゲルマンは、今回の作品について次のように語っています。「私は、自分の最新の作品について、彫刻であるとか、純粋な形状の不調和であるとか、或は知覚における実験であるとか、皮肉に注意を引くためのものであるなどと、その定義を説明したり、カテゴライズしたりするつもりはない。言葉による説明は控えたい。なぜなら、私にとって全ての事が美についてのものなのだから・・・」
ALEXANDER GELMAN (1967-)profile
アレキサンダー・ゲルマン(Gelman もしくはGlmnとしてより広く知られている)は、ニューヨークを基盤に活躍するメディアアーティストとして、世界各地で広くその表現を発表している。2001年、MoMAは、「あらゆるメディアにおいて、世界で最も影響力のある現代のアーティスト」の一人としてアレクサンダー・ゲルマンの名を挙げた。その作品は、プライベートコレクションだけでなく、スミスソニアン博物館、ニューヨーク近代美術館、フランス国立図書館などのパーマネントコレクションにも加えられている。
アレクサンダー・ゲルマンは、様々なメディアを自在に駆使する事で、アート、科学、政治、大衆文化の境界線に恐れる事なく挑み続ける杞憂なアーティストである。シンプル且つ完璧な形態によって例証される彼の作品は、複雑な思考を探求し、そこで示される哲学的な本質は、観賞者の解釈に関わる事によって様々な文脈を暗示する。
ゲルマンは、頻繁にミュージシャンやアーティスト、企業とコラボレートし、最近では、Apple、Nike、Target and Warp Records (London).とプロジェクトを共にした。また、現在、イェール大学、マサチューセッツ工科大学メディアラボの客員教授を勤めており、数多くの書籍を著している。
2000年、自らのクリエイティヴ哲学を著した「Subtraction」(RotoVision)は、ベストセラーとなり、世界4カ国語に翻訳され、「現代の古典」として高く評価されている。また、挑戦的な著書「Infiltrate」(BIS 2004)は、新世紀の批評ジャーナリズムの概念を定義し、最近増刊された。その他、英国映像芸術アカデミーでの講演に際して出版された作品集「Gelman Thinks」(Browns 2006)は、広くその作品を紹介している。
主催:NANZUKA UNDERGROUND
協力:BEAMS-T 、gift_、Notcho’s Workshop
画廊・ギャラリー
アレクサンダー・ゲルマン
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







