幽閉者
上映・公演は終了しました。

2006年/日本/113分/配給:スローラーナー
成し遂げられないその夢は、まだ消えていない。
そして、世界を変えられると信じた男は、たったひとり生き残った…。
Mは、仲間と一緒に、オリオンの星になるはずだった。なんで俺だけが生き残ってしまったんだ?ひとり独房へ入れられてしまうM。死にたい…。殺してくれ!ポツンポツンと脳天を打つ水滴拷問。それが次第に脳天を張り裂くばかりの轟音となり、Mの神経はひとつずつ落ちてくる水滴の恐怖に震えていく。突如あらわれる革命家たち。何ひとつまともににできなかった少年時代の俺。いつもそうだった。俺はなんでこうなってしまうんだ?覚醒していくMに、林檎の香りが蘇る。俺を奮い立たせたのはなんだったのか?俺は一体何者なんだ?この映画のモデルとなったのは、1972年“リッダ空港事件”の主犯のひとり、岡本公三。彼は、日本赤軍としてパレスチナの旅客ターミナルを襲撃し、ひとり生き残った。足立正生の手により、同志岡本公三の人生を変えた実際の事件が、現代の若者たちに向けて蘇る!
これは序章にすぎない。パレスチナに渡り、日本赤軍に参加。
60年代、“アングラ界の寵児”と呼ばれた伝説の監督。足立正生の闘いはここから始まるのだ!
60 年代を中心に、大島渚、唐十郎らとともに時代を駆け抜け、『女学生ゲリラ』『略称・連続射殺魔』など監督・製作。1972年パレスチナゲリラに共鳴し現地で『赤軍−PELP・世界戦争宣言』を若松孝二とともに撮影。その後、1974年にひとりパレスチナに渡り、重信房子らの日本赤軍に合流。もはや日本映画界にとっての伝説が、2007年、世界に向けて新作を放つ!足立正生が、現代人の心の叫びを、牢獄という隔絶された世界で苦しむ岡本公三の魂とシンクロさせ、幽閉状態になぞらえた。前衛を生み出してきたかつてのエネルギーと、この現代で、新しいもの、未知なるものへと向かう力。その二つが兼ね備えられた足立正生の世界が、35年ぶりに再び幕を開ける!
邦画
監督:足立正生
出演:田口トモロヲ、PANTA、大久保鷹、梶原譲二、ARATA、本多章一、赤瀬川原平、荻野目慶子
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







