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地下鉄(メトロ)に乗って

上映・公演は終了しました。

2006年/日本/121分/配給:ギャガ・コミュニケーションズ/松竹/©2006 METRO ASSOCIATES

平成から昭和へ─
長谷部真次、43歳。小さな下着メーカーの営業マン。毎日同じように過ぎていく一日の仕事を終え、携帯の留守電を聞くと、父が倒れたというメッセージが弟から届いていた。入院がニュースになるほどの巨大企業を一代で立ち上げた父とは、高校卒業と同時に縁を切って以来、もう長らく会ってない。
伝言を消去し、家路に着こうとする真次。そういえば今日は若くして死んだ兄の命日だ。ここ最近頭から消し去っていた父のこと、兄のことを考え、過去に想いを馳せながら地下鉄の地下道を歩き始めた真次は、前方を横切る男が在りし日の兄に見えて、思わずあとを追いかける。その足取りが、ふと、止まった。目の前に広がっているのは、いつもの町並みではない。「東京五輪」と書かれた華やかな提灯、「東京五輪音頭」を鳴らしながら通り過ぎるちんどん屋、電気屋のカラーテレビで放映されている野球中継に集う人々、そして向かい側には「オデヲン座」と書かれた映画館があり、『キューポラのある町』の大看板が掛かっている。真次はハッとし、隣の若者が持っていた新聞の日付を見る。見出しは「東京オリンピックいよいよ開催」、日付は「昭和39年10月5日」。そう、そこは遠い過去の世界、真次が父や亡き兄の思い出と一緒に忘れようとしてきた、昭和39年の東京だった…。

邦画

監督:篠原哲雄
出演:堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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