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篠原有司男・暴走集会2006!!!!!!!! / 泥漾?/p>

上映・公演は終了しました。

「インカの殺人ガス」篠原有司男

“ギュウチャン”のニックネームで知られるモヒカン頭の篠原有司男というアーティストの存在が、母国日本で広く知られるようになったのは、ここ数年のことでしょう。4年前に放映された清涼飲料水のCMで、お茶の間に突如登場したギュウチャンを見て、「この人はいったい誰だろう?」と思った人も多いはずです。実際に、これまで篠原有司男の名は、日本の閉鎖的な美術界にあって、目新しい表現を尊重できる杞憂な美術関係者や愛好家にしか知られていませんでした。過激な色彩と強烈なデフォルメによって特徴付けられる篠原有司男の前衛的な作品が、旧態依然の日本のアート・シーンに居場所を持ち得なかったことは、ある意味当然の成り行きであったのかもしれません。美術批評家椹木野衣は、篠原芸術の天才を評して、「周到につくりあげられている」「おそるべき悪趣味の嵐」と記し、その前衛が、予定調和な「同時代」へのアンチテーゼであったと解説していますが、そうした作家の怒りや不満を理解できた日本人は、ごく僅かだったのでしょう。(※1)
しかし、その「悪趣味」な篠原芸術が、近年急激に評価を高めていることは、非常に興味深い現象であるように思えます。なぜなら、この事実は、時代の感性がようやく篠原芸術を理解するに至ったことを表しているはずだからです。

今回の展覧会は、一人のコレクターによって蒐集された膨大な数の篠原作品の一部を展示するものです。そして、これは即ち、篠原芸術を理解する感性の展示とも言えるものです。古着のSHOPを経営する矢崎氏が、篠原作品と出会ったのは、約7年前のこと。友人で篠原の弟子であったアーティストから譲り受けた1台の小さなバイク作品が最初の購入でした。それまで芸術に特別な興味を抱いていなかった矢崎氏が、このバイクを購入した理由は、「お金を払ってでも所有したいと思えるだけ、この作品が“カッコよかった”から」だったといいます。以後、この1台を皮切りに、矢崎氏の篠原熱は、たったの7年間で、「空海モーターサイクル」や「鬼退治」、「バーミューダー島のエドワード・ホッパー」などの代表作を含む百数十点に及ぶ大ギュウチャン・コレクションを形成させることとなりました。急速すぎるとも思えるその蒐集行為は、まるで長い間評価されてこなかった篠原芸術の空白を埋めるかのような歴史的・運命的な必然性すら感じさせます。今回の展示は、一人のコレクターの真摯な眼を通した一人の天才芸術家による長き格闘の歴史を、奇才宇川直宏のキュレーションによって、再考察しようとするものです。宇川氏曰く、「国境を超えた篠原作品の"歴史的再生"」の瞬間を、しかとご覧頂ければと思います。

※1)椹木野衣 「消えない『ヤな感じ』―「戦後」とその由来」 『篠原有司男 ボクシングペインティングとオートバイ彫刻展カタログ』 神奈川近代美術館 2005年

主催:NANZUKA UNDERGROUND / 共栄繊維株式会社
企画:共栄繊維株式会社 / 宇川直宏(Mixrooffice)
協力:深沢慶太 / Mixrooffice
監修:宇川直宏

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篠原有司男

料金:300円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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