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ユナイテッド93

上映・公演は終了しました。

2006年/アメリカ/111分/配給:UIP/©2006 Universal Pictures International

ユナイテッド93便の乗客は、"9.11以降の世界"に生きた最初の人々だった。

 時代を大きく揺さぶった事件が映画化された例はこれまで数多く存在している。しかしそれらの多くはあくまでも「歴史」を扱ったものであり、現代から見た歴史的な評価や物語としての脚色が反映されたものとなっている。しかし『ユナイテッド93』の映画化は、わずか5年前の出来事に取り組むこと──監督自身が「どの時点で、これほど痛ましい事実をスクリーンで語って良いのか、常に疑問を抱いていた」と語る通り、生々しい傷跡はまだ癒えていない。しかし世界を永遠に変えてしまったあの日のことを、時が解決してくれることなどあるのだろうか?遺族の方にとって"終わりの日"は決して来ない...。だからこそ、遺された人々が苦しみの中で"イエス"と言った時、本作品の製作者たちは決意したのだった。あの日に何が起こったのかを映画化することを...。
 2001年9月11日──午前8時42分、ニュージャージー州ニューアークからサンフランシスコに向けて、ユナイテッド93便が飛び立った。その直後、ハイジャックされたアメリカン11便がワールド・トレード・センター北棟に、続いてユナイテッド175便が南棟に激突。その時点ではまだ、ユナイテッド 93便の乗客乗員は何も知らずに穏やかなフライトを続けていた。到着先でのビジネスや、家族、友人のことに思いをはせながら...。やがてテロリストたちが動き始める。何が起こっているのかすら分からず混乱する機内。無線から聞こえてきた犯人の声に戸惑う航空管制官たち。そしてアメリカン77便もペンタゴンに墜落。錯綜する情報──しかし確かなのは、先にハイジャックされた3機がテロの道具として甚大な被害を出しているということだった。それを知った乗客乗員たちは確信し、絶望した。自分たちの機も、どこかのターゲットに向かっていることを...。「いま自分たちにできることは...?」彼らは地上と連絡を取りあい、愛する者に最後のメッセージを残す。そして極限状態の中で生まれた勇気と団結力を持って行動を開始した。「何もしなければ他の旅客機のように多くの犠牲者を出す。このままでよいのか...」という思いを胸に...。
 ユナイテッド93便の乗客と乗員はあらゆることを体験した。「9.11」と呼ばれる事件の始まりを知り、目の前には自分たちを巻き添えにしようとする犯人がいる。「その時、我々は何をすべきなのか?」という、その後の世界に課せられた現実に初めて直面したのは彼らだった。それは時間にしてわずか30分ほどだったかもしれない。しかし40名の人々は確かに「9.11以降の世界」に生き、その尊い精神は現在でも生き続けている。

洋画

ポール・グリーングラス監督
出演:ハリド・アブダラ、ポリー・アダムス、オパル・アラディン

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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