ピンクナルシス
上映・公演は終了しました。

1971年/アメリカ/70分/配給:JAP GARDEN/メダリオンメディア/©2006 MEDALLION MEDIA Inc., All Rights Reserved.
“監督不詳”で封印され話題となった伝説のフィルムが、遂にリマスター・バージョンで甦る!
35 年の時を経た今、私たちがようやくめぐり会えたジェームズ・ビドグッドの一大叙事詩。
60年代当時のゲイ・アイコンであったボビー・ケンダールをフォト・ジェニックならぬ“ホモジェニック”として、魅惑とともに美しい色づけで彼の世界に封じ込めた監督ジェイムス・ビドグッド。その美しい愛に溢れた彼の描写は、今だからこそ新しく、神秘的。『ピンクナルシス』をモチーフにした作品でも有名な写真家ピエール&ジルや、アート性と禁断美で定評のある奇才ケネス・アンガーなどの、ひときわ異彩を放つアンダーグラウンドの流れを『ピンクナルシス』から改めて発見することができるだろう。
『ピンクナルシス』はアンダーグランドの世界では伝説となり、多くの国で成功を収めた。だが一方で、撮影のいきさつはなぞに包まれており、いろいろな憶測やウワサが流れた。「ハリウッドの有名監督が撮ったのだ」とか、「私生活を撮った私的映画のため、宣伝はなかったのだ」といわれた。当時のポスターには次のように書かれている。
「ピンクナルシス」 幻想のなかでの想像を絶する体験! 制作・脚本・監督・撮影はすべて匿名
配給会社のパブリシティには、次のようにある。
様々な憶測が飛び交っていますが、配給側としては監督のプライバシーに対する意思を尊重し、クレジットには情報を載せません。
ギリシャ神話のNarcissus (ナルシス / 語源=ナリキッソス)は、水面に映った自分の姿にあこがれて溺死した美少年の話である。本作は、マスタベーションの欲求を「ナルキッソス」の物語−自ら愛に堕ちていく―隠喩にするという監督のアイディアから生まれ、台詞を排除された世界でその美しい映像美と溢れる愛がひときわ輝いている。そしてそれは、リアリティーの終焉であると同時に幻想の始まりであり、そこで起こる若い男性の初めてのそして唯一の愛の話である。また、俳優の肉体的魅力も十分に生かされていて素晴らしい。舞台、照明、衣装そしてスペシャルエフェクトなど、全てが見事なコンビネーションで圧巻の映像化が実現したのである。『ピンクナルシス』はゲイ映画製作史上、ランドマーク的な映画である。そのパワーは衰えることを知らない。ホモセクシャル叙情的映画の傑作だ。
リバイバル
監督:ジェイムス・ビドグッド
出演:ボビー・ケンダール
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







