ここにいる
上映・公演は終了しました。

2006年/日本/85分/製作・配給:クリエイティブ・ファッツ
廃墟が、呼んでいる…
隼人と恵美、楠田と有希子は友人でパリにいる西本の人里離れた山荘に向かう。もともと恵美と西本は恋人同士だったが、現在は恵美は隼人と付き合っている。それでも西本が恵美を愛し続けていることには皆が気づいていた。一方で隼人は、自分よりもずっと裕福な家庭に生まれ才能にも恵まれている西本にあこがれとも嫉妬ともつかない感情を抱きつづけていた。一行が山荘に到着すると、隼人の兄・和人が姿を現す。隼人は以前皆から借金をしてまでもスタジオ経営を計画したが、その資金をブローカーに持ち逃げされてしまっていた。隼人は借りた金の返済も滞っており、そのせいか精神的に不安定になり、最近は病院にも通っている。楠田が兄を呼んでスタジオ経営の一件を皆で責めるのだと思い、恵美がとめるのも聞かずなにかに呼ばれるかのようにひとり廃墟に向かう。もとは精神病院だったという廃墟に、隼人はなにかに憑かれたようにカメラのシャッターを切る。ポラロイドには、そこに居るはずのない人物の姿が写り、周囲には何かの気配さえ感じる。恐怖に駆られた隼人は医者からもらった薬を大量に飲む。気づくとそこには西本が…。
廃墟(精神病院跡)と、たった6人の登場人物、そしてポラロイドに浮かびあがる人影、雨、暗闇、雷鳴、突然鳴り響く携帯の着信音)という展開。大仰なVFXもなければ、凝ったギミックもない。にもかかわらず観客を登場人物たちとおなじように焦燥感を煽られ、戸惑い、まるでその世界に入ってしまった錯覚に陥り、無意識のうちに禍々しい廃墟に魅入られていく。狂気に憑かれた主人公を迫真の演技で魅せた市瀬秀和をはじめ、高野八誠、唐橋充ら、若手俳優に、グラビアを中心に活動し最近は女優としても目覚しい活躍をみせる川村亜紀、さらに小沢仁志の友情出演と、芸達者な役者陣が出演。エロティック・ホラー『kuchisake 口裂け』で話題を呼び、観客を巻き込む術に秀でた監督・橋口卓明による新感覚ホラーの登場だ。
邦画
監督:橋口卓明
出演:市瀬秀和、川村亜紀、高野八誠、藤真美穂、佐藤貢三、小手山雅、小沢仁志、唐橋充
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







