キャプテン・クック探検航海と『バンクス…
上映・公演は終了しました。

画像:《バンクシア・セラータ》 『バンクス花譜集』より(オーストラリア) エングレーヴィング Bunkamuraザ・ミュージアム収蔵 ©Alecto Historical Editions Ltd / The Trustees of the Natural History Museum, London
Bunkamura25周年記念企画の一環として、キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展が2014年12月23日〜2015年3月1日までの期間、渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムで開催されている。
キャプテン・クックの愛称で知られているジェームズ・クック(1728−1779)の1768年から約3年間にわたる第一回太平洋航海で、その土地土地で出会った植物が描かれた『バンクス花譜集』を展示紹介する同展。
1768年8月26日、キャプテン・クックを艦長とするエンデヴァー号は、タヒチ島での金星の太陽面通過の観測のため、イギリスのブリマス港から太平洋へ出航。約90名からなる乗組員の中には、水平や海兵隊員、船大工、鍛冶屋、医師、料理番のほか、動植物などの自然科学的な調査を目的とした科学班数名が参加。その科学班のメンバーは、のちに『バンクス花譜集』の出版を企画することになるロンドン王立協会の若き会員ジョゼフ・バンクス(1743−1820)や、スウェーデン出身の植物学者ダニエル・ソランダー(1733−82)、画家シドニー・パーキンソン(1745頃−71)らが乗船し、航海で出会う膨大な数の未知の植物の採集と記録に臨んだという。『バンクス花譜集』は、太平洋航海で画家シドニー・パーキンソンらが描いたドローイングをもとに、イギリスへ帰国後にジョゼフ・バンクスが航海の成果を出版すべく準備していた銅版エングレーヴィング(刃物で銅板に彫り、その溝にインクをつめて印刷する手法)で多色刷りした豪華な植物図鑑。
同展では、植物学的探求の芸術的な成果である『バンクス花譜集』(全743点)の中から、オーストラリアや太平洋の島々で採集された植物を描いた銅版画を中心に120点を厳選し、クックの関連資料や探検航海で出会った太平洋地域の民族資料、航海道具、古地図、関連書籍などと併せて展示。会場はエンデヴァー号の航路に合わせて構成され、先住民たちに歓迎されて4カ月間滞在した「ソサエティ・アイランズ」で描いた作品より20点、ヨーロッパ人が初上陸した「ニュージーランド」の作品より30点、先住民であるアポリジニで出会った「オーストラリア」の作品より60点、乗組員の多くがマラリアで命を落とし、画家パーキンソンの最期の地となった「ジャワ」の作品より10点など、4つの滞在地に分けて紹介されている。
未知なる植物を追い求めたバンクスのブランド・ハンティングへの情熱や、その冒険旅行に同行した科学班メンバーの活躍など、クックの探検航海の知られざる一面を発見していただける貴重な機会と言えるでしょう。
キャプテン・クック探検航海
と『バンクス花譜集』展
〇会期:2014年12月23日〜2015年3月1日
10:00〜19:00
※入館は閉館30分前まで。
※金・土の閉館時間は21時まで
〇料金:一般1,300円
大学・高校生900円
中・小学生600円
〇主催:Bunkamura、読売新聞社
ミュージアム
料金:一般1,300円大学・高校生900円中・小学生600円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







