毛皮のヴィーナス
上映・公演は終了しました。

(C)2013R.P. PRODUCTIONS –MONOLITH FILMS
2013年/フランス、ポーランド/シネマスコープ/5.1ch/G/96分/原題:VENUS IN FUR/字幕翻訳:松浦美奈
ニューセレクト配給:ショウゲート
ロマン・ポランスキー監督の最新作「毛皮のヴィーナス」が12月20日より、渋谷・Bunkamuraル・シネマで公開される。
御年80歳のポランスキー監督は、1962年に長編第一作としてイエジー・スコリモフスキと脚本を共作した「水の中のナイフ」で監督デビュー。「ローズマリーの赤ちゃん」(1968年)が大ヒットし、その後、「戦場のピニスト」(2002年)で第55回カンヌ国際映画祭パルムドール及びアカデミー監督賞、「ゴーストライター」(2010年)で第60回ベルリン国際映画祭監督賞を受賞するなど、数々の名作を手掛けたことで知られる映画界の鬼才。
「マゾヒズム」の語源となったL・ザッヘル=マゾッホによる伝説の自伝的長編小説「毛皮を着たヴィーナス」から着想を得て書かれた戯曲の映画化。ストーリーは、オーディションに遅刻してきた無名の女優ワンダと、自信家で傲慢な演出家のトマ。がさつで厚かましくて、知性の欠片もないワンダは、手段を選ばず強引にオーディションをしてほしいと懇願し、トマは渋々彼女の演技に付き合うことに。ところが、演技を始めたワンダは、無教養かと思いきや、原作の「毛皮を着たヴィーナス」の本質を深く理解し、セリフも完璧。ベテランの舞台スタッフのように照明を自由に調節し、役柄にピッタリの衣装さえ用意する。彼女を見下していたトマを惹きつけ、次第に立場が逆転し、圧倒的な優位に立っていく。2人だけのオーディションは熱を帯び、次第にトマは役を超えて、ワンダに支配されることに心酔していく…。
性愛を描いた同作の主演女優には、ポランスキー監督の妻であるエマニュエル・セニエさんを起用。がさつで厚かましい登場から、舞台に上がると一変、知性と気品溢れる女性へ。ストーリーが進行するに連れ、圧倒的なパワーと妖艶な魅力で演出家を支配していく女性へと変貌していく様は、観る者全てをワンダの虜にしていく。彼女に翻弄され、服従することに悦びを見出すトマ役には、「グランド・ブダペスト・ホテル」に出演し、カメレオン俳優として知られるフランス人俳優マチュー・アマルリックが演じ、その確かな演技力を見せつける。登場人物は、ワンダとトマの二人だけ。約1時間30分もの間、10メートル四方の「舞台」というワン・シチュエーションだけでスト−リーが展開されていく。ワンダとトマの立場が次々と入れ替わるなか、観客はトマを疑似体験し、ワンダに自身も知らない秘めた欲望を丸裸にされる。
洋画
監督・共同脚本ロマン・ポランスキー
出演:エマニュエル・セニエマチュー・アマルリック
料金:
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







