ホドロフスキーのDUNE

(c)2013 CITY FILM LLC, ALL RIGHTS RESERVED
2013年/アメリカ/90分/英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語/カラー/16:9)配給:アップリンク/パルコ
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の未完のSF大作の製作過程を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が6月14日より、渋谷アップリンクで公開が始まった。
現在84歳のホドロフスキー監督は『エル・トポ』(69)、『ホーリー・マウンテン』(73)、『サンタ・サングレ/聖なる血』(89)などを手掛け、世界中に熱狂的なファンを持つカルト映画の鬼才として知られる。同作品は「映画化不可能」と言われたフランク・ハーバートのSF小説『DUNE』の映画化に向け、1974年にホドロフスキー監督が企画・制作する過程を追ったもの。当時のスタッフ・キャストには、イギリスの画家クリス・フォスやフランスのコミック作家メビウス(ジャン・ジロー)、画家のH・R・ギーガー、後に『エイリアン』の企画・脚本を手がけたダン・オバノを特殊効果のスーパーバイザーに配し、ミック・ジャガー、サルバドール・ダリの特別出演など、そうそうたる面子をそろえた。加えて12時間にも及ぶ上映時間という前代未聞の企画は、金銭面のトラブルで撮影から頓挫。84年にはデヴィッド・リンチ版の『デューン/砂の惑星』が制作され、ホドロフスキー監督の『DUNE』は完全に幻の作品となってしまう。後にダン・オバノンは、『DUNE』のスタッフを集結させて『エイリアン』(リドリー・スコット監督)を企画するなど、映画界に多大な影響を与えた未完の作品としても注目された。
同ドキュメンタリーでは、ホドロフスキー監督、プロデューサーのミシェル・セドゥ、ギーガー、レフン監督などのインタビューと、当時のデザイン画や絵コンテなどの資料を振り返りながら、「映画史上最も有名な実現しなかった映画」の魅力に迫る。40年経た今だからこそ笑えるドキュメンタリーだ!
併せて映画公開を記念して2014年6月14日〜26日までの期間、毎日ゲストを迎えてトークイベントを開催する。主なゲストは、グラフィックデザイナー・河村康輔さん(23日)、ザ・グレート・サスケさん(26日)など。
公開を記念した関連イベント情報はこちら
http://www.uplink.co.jp/event-tag/jodorowsky








