渋谷文化プロジェクト

渋谷をもっと楽しく!働く人、学ぶ人、遊ぶ人のための情報サイト

シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ピュ…

上映・公演は終了しました。

《諸芸術とミューズたちの集う聖なる森》 1884-89年頃 油彩・カンヴァス シカゴ美術館蔵 93.0 x 231.0cm Potter Palmer Collection 1922.445 Photography ⓒThe Art Institute of Chicago

 
フランスの主要建造物の記念碑的な壁画装飾を次々と手がけた「シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界」が2014年1月2日より、Bunkamuraザ・ミュージアムで始まった。

19世紀フランスを代表する壁画家、ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824〜1898)の日本初となる本格的な個展。フランス・リヨン生まれのシャヴァンヌは、22歳のときにイタリアを旅し画家を志す。パリでロマン主義の巨匠ドラクロワや、アカデミスムの画家トマ・クチュールらに短期間師事。1854-55年には、兄エドゥアールに新築した邸宅の食堂に初めて壁画装飾を制作する。1861年のサロンでは《コンコルディア(平和)》と《ベルム(戦争)》を出品し、《コンコルディア(平和)》が国家買上げの栄誉を受けてアミアンのピカルディ美術館に設置。その後、マルセイユ美術館、パンテオン、リヨン美術館、パリ市庁舎、アメリカのボストン公共図書館など、公共的建築の記念碑的な壁画装飾を次々と手がけた。

また壁画以外のイーゼル絵画においても才能を発揮し、イタリアのフレスコ画を思わせる奥深い世界は象徴主義の先駆者と位置づけられている。古典的様式を維持しながら築き上げられたシャヴァンヌの斬新な芸術は、スーラやマティス、ピカソなど、新しい世代の画家から高い支持を受けただけでなく、当時、フランス留学した黒田清輝ら日本近代洋画にも深く影響を与えた。

同展ではオルセー美術館や、リヨン美術館、パリ・プティ・パレ、メトロポリタン美術館、フィラデルフィア美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリー、フィリップス・コレクション、シカゴ美術館など、世界の名だたる美術館からシャヴァンヌの作品群が集結。壁画として表現された世界を、シャヴァンヌ本人の手による再制作(縮小版)で展示紹介される。

待望の日本初の本格的な個展となる、この機会をお見逃しなく。会期は3月9日まで。

ミュージアム

料金:一般1,400 円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

オススメ記事