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ひろしま〜石内都・遺されたものたち〜

上映・公演は終了しました。

2012年/アメリカ・日本合作映画/80分

広島の平和記念資料館に収蔵されている原爆犠牲者の遺品を撮り続ける、女性写真家・石内都さんのドキュメンタリー『ひろしま〜石内都・遺されたものたち〜』が8月24日〜9月13日まで、渋谷・アップリンクで上映されている。

2011年10月14日から2012年2月12日までの期間、日本を代表する女性写真家・石内都さんが広島の被爆をテーマに撮影した写真展「ひろしま」が、カナダ・バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)人類学博物館で開催された。石内さんは2007年に広島を訪れて以来、平和記念資料館に保存されている被爆で亡くなった人々の遺品を撮り続けている。バンクーバーで開催された写真展では、花柄のワンピース、水玉のブラウス、テーラーメイドの背広、壊れたメガネなど48点を展示し、カナダの人々にその事実を伝えた。

石内さんの写真展「ひろしま」の模様を1年以上にわたって密着した同ドキュメンタリー。
監督は日本映画の字幕翻訳家で、長編ドキュメンタリー映画『ANPO』(2010年)で監督デビューしたアメリカ人のリンダ・ホーグランドさん。アメリカ人宣教師の娘として京都に生まれ、山口、愛媛の小中学校に通った経験を持つリンダさんは、小学校4年生の授業で「アメリカ」と「原子爆弾」の話題が取り上げられたときに、クラス全員が一斉に自分を見つめた瞬間を忘れないという。クラスメートと二度と顔を合わすことができないほどの感覚を覚えたリンダさんは、同作品にその出口を求めようとしている。撮影は、『誰も知らない』など是枝裕和作品の撮影監督や、数々のドキュメンタリーを撮影してきた山崎裕さんが担当した。

同作品では、石内都の「なぜ自分がヒロシマを撮るのか」という思いと、写真展「ひろしま」を受け止めたカナダの人々から知らされる様々な事実を捉える。被爆した人の死を初めて実感し呆然とする人、遺品のワンピースを着ていた少女に思いを寄せる人、祖父が原爆製造に関わっていたと告白する人、広島で出会った亡き日本人の妻を偲ぶ元兵士…。写真に触発された人々の思いや心の動揺を捉えている。

併せて9月7日(土)、写真家・石内都さんと、アート集団Chim↑Pom(チンポム)のリーダー・卯城竜太さんによるトークイベントが開催。チンポムは、2008年に広島で制作した作品『ヒロシマの空をピカっとさせる』を発表し物議を醸した。上映を記念した同トークイベントで、アプローチの異なる二人のアーティスは一体何を語るのだろうか。

<トークイベント開催>
■日時:2013年9月7日(土)
    13:50〜14:45(12:45の回上映後)
■会場:アップリンク
■出演:石内都(写真家)×卯城竜太(Chim↑Pom)

■2013年9月8日(日)
 13:50〜14:45(12:45の回上映後)
■会場:アップリンク
■出演:蔵 真墨〈写真家〉、野村恵子〈写真家〉

ドキュメンタリー

監督:リンダ・ホーグランド
撮影:山崎裕
出演:石内都

料金:一般1700円
学生1500円
シニア1000円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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