ムネオイズム
上映・公演は終了しました。

2012年/日本/89分/配給:幻視社/
現役国会議員の選挙戦のウラ側を描いた衆院選ドキュメンタリー『ムネオイズム 〜愛と狂騒の13日間〜』が6月22日より、オーディトリウム渋谷で公開が始まった。
金子遊監督は1974年生まれ。2008年に10年間にわたるフィルム日記を『ぬばたまの宇宙の闇に』で奈良前衛映画祭大賞、2009年に新右翼の一水会を撮った『ベオグラード1999』で注目を集める。「批評の奪還 松田政男論」で映画芸 術評論賞・佳作、「弧状の島々 ソクーロフとネフスキー」で三田文学新人賞(評論部門)を受賞するなど、映画批評家としても才能を発揮する。最新作『ムネオイズム』は、前作『ベオグラード1999』に続く、金子遊監督の「ニッポンの政治」シリーズ第2弾となる。
自民党時代に大臣など権力の中枢にいた男。地元・北海道に利益を誘導する手法により、「ムネオハウス」「やまりん」「島田建設事件」などの汚職疑惑で告発されながらも、地元北海道では絶大な人気を誇る政治家・鈴木宗男。同作品では2009年の衆議院議員総選挙に参戦し、白熱する13日間の戦いの姿を通して、生々しい現実を浮き彫りにする。
2009年8月に民主党が自民党に大勝し、政権交代を実現した衆院選。前回の総選挙で新党大地を立ちあげ、国会議員に返り咲いた鈴木宗男。だが東京地裁であっせん収賄罪が確定し、最高裁が上告を棄却すれば、すぐに懲役1年5ヶ月の実刑で刑務所に収監されてしまう。国政への命脈を保つべく、タレントで車椅子の八代英太を副代表に任命。盟友の松山千春、佐藤優、ムルアカらの支援を得て、ムネオの崖っぷちの選挙バトルがはじまる。民主党や連合と選挙協力を取りつけるが、政権交代の突風はムネオをも飲みこんでいく……。
なぜ、彼がここまで北海道の人々から支持されるのか。この作品の中で語られる疲弊した地方の姿や北方領土問題、アイヌ問題、政治家のまわりに集まる人々の欲望の渦の中で闘う彼の姿から、その理由を見出すことが出来るかもしれない。
ドキュメンタリー
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