犬と猫と人間と2 動物たちの大震災
上映・公演は終了しました。

2013年/日本/104分/配給:東風/© 宍戸大裕
犬と猫をとおして見えてくる人間の姿を捉えたドキュメンタリー「犬と猫と人間と」の第二弾、「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」が6月1日(土)より、ユーロスペースで公開される。
2009年に公開された前作では、捨てられて殺処分されてしまう犬と猫の現状を描いて大きな衝撃を与えた。シリーズ第二弾となる今回は「東日本大震災」をテーマとし、前作で監督を務めた飯田基晴さんがプロデュースにまわり、宮城県出身の若手映像作家である宍戸大裕さんが初メガホンを取った。
2011年3月11日、日本を襲った未曾有の東日本大震災。その8日後、宍戸さんは仕事を休職し、震災後の人々の姿を記録しようと生まれ故郷の宮城県へ。あまりにも様変わりした風景に絶句し、被災した人々にもどのように接すればいいのかわからず困惑。こうした中で、石巻で一匹の猫を撮影していると、津波で荒れ果てたお好み屋さんの再開を目指す猫好きの小暮榮一さんに話し掛けられる。小暮さんは震災後、店の前で津波を生き延びた2匹の野良猫に偶然出会い、次第に単なる野良猫から小暮さんの家族になっていく。そんな出会いから始まり、津波で愛犬を失った夫婦の喪失を受け止めていく過程に寄り添い、放射能汚染の拡大で愛犬と離れ離れの暮らしは続く女性の寂しさを追い、今なお行方不明の猫への想いを語る男性など、宍戸さんは戸惑いながらも、600日間にわたって人と動物たちのいくつもの別れや出会いに立ち会う。
同作は、東日本大震災で人間同様に、多くの犬や猫などの動物たちが被災した現状を伝えると共に、家族同様に過ごしてきた動物たちの「いのち」を失った悲しみや、助けてあげられなかったという自責の念など、私たち人間が大事な「いのち」についてしっかりと考える機会を与える。決して悲観的ではなく、未来へと繋いでいくための前向きな作品に仕上がっている。
ドキュメンタリー
料金:一般1700円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







