写真のエステ - 五つのエレメント/平成2…
上映・公演は終了しました。

画像:川内倫子《イリディッセンス》より 2009年 発色現像方式印画
「写真の美しさはどこにある?」をテーマとした写真展『写真のエステ - 五つのエレメント/平成25年度 東京都写真美術館コレクション展』が5月11日より、東京都写真美術館で始まった。
18世紀ドイツの哲学者バウムガルテンが提唱した「感性学」を意味する「エステティカ」 (Aesthetica)という学問。当初、日本では「美学」と訳されていたものの、一般的には和製後として“全身美容術”という意味に変化。しかし、バウムガルテンは、「エステ」は単に人間の身体を美しく変える術ではなく、自然界の現象や「私」の外にある様々なものを美しく感じ取る術であり、美しいと感じる「私」の心と感性を育む術でもありうるはずだと伝えてきました。
同展では「写真の美しさはどこにある?」をテーマとして、29,000点を超える東京都写真美術館の豊富なコレクションの中から、企画者であり、東京都写真美術館の学芸員である石田哲朗さんが感じた「写真の美の在り方」を選びとり、五つのエレメントに分けて紹介する。
「光」「反映」「表層」「喪失感」「参照」という5つのエレメントを手がかりとして、19世紀の初期写真から現代写真まで、東京都写真美術館のコレクション作品を辿りながら、美をめぐる数々の表現が映し出された写真を紹介。例えば、「光」では川内倫子さんの作品「イリディッセンス」など、きらきらとした光を自在に操る作品。「反映」では山脇巌さんの作品「球体に反射する室内」など、ガラスや窓に映る世界を表現する作品。「表層」はモノクロームの写真に色彩をのせて「化粧」を施すなど、外国人を魅了したエキゾチックな作品。「喪失感」ではクリスチャン・ボルタンスキーさんの作品「Gymnasium Chases」など、昔の記念写真や取り返しのつかない時間の流れに思いをはせる作品。「参照」では森村泰昌さんの作品「なにものかへのレクイエム(創造の劇場/パブロ・ピカソとしての私)」など、ひとつのイメージが他のイメージとして再生される視覚文化を探る作品群が展示されるなど、幅広い感性で写真の「美」に迫る企画となっている。
ミュージアム
料金:一般 500円/学生 400円/中高生・65歳以上 250円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







