ガレキとラジオ
上映・公演は終了しました。

2012年/日本/75分/配給:アルゴ・ピクチャーズ/© 映画『ガレキとラジオ』製作委員会
東日本大震災から約2ヶ月後、宮城県の海沿いにある南三陸町に生まれた全員素人が放送する災害ラジオ局「FMみなさん」の姿を追ったドキュメンタリー「ガレキとラジオ」が4月13日より、ヒューマントラストシネマ渋谷で上映が始まった。
約60%以上の世帯が罹災し、8,000名以上が避難生活を送ることになった宮城県の海沿いにある南三陸町に生まれた災害ラジオ局「FMみなさん」。体育館の隅でマイクに向かうのは、元・サラリーマンでリーダーの工藤さん、元・ダンプ運転手でシングルファーザーの和泉さんをはじめ町内で暮らす男女9人。全員ラジオ経験者はゼロの素人集団。、カーテン1枚で仕切られたスペースをブースに、津波で流された防災無線の代わりに被災地で暮らす人々に災害や支援情報を届ける。
しかし、やはり素人だけあり、生放送中に大事なコメントが流れなかったり、パーソナリティを務める和泉さんは、反抗期の息子さんから「向いていない」と言い渡されてしまう始末……。不慣れな仕事に試行錯誤を繰り返しながらも「一人でも多くの人をラジオを通じて笑顔にしたい!」という思いを原動力に、復興に向けて頑張る人々に現場からのインタビューを敢行。クリスマスにはモミの木の点灯式で町に光をともし、仮設でありながらも商店街も復活。そんな復興の兆しが見え始めた頃、この町のために、もっともっと何か出来ないかと考え始めたメンバー。被災地だからこそ、この町にはもっと笑顔が必要と震災で挙式することができなかったカップルの記念写真を撮るイベントを局で企画。そして、その思いはある奇跡を生む――。
監督は博報堂の復興支援プロジェクトリーダーを務める梅村太郎さんと、放送作家の塚原一成さんの二人。ナレーションは役所広司さん、主題歌は仙台を拠点に活動するMOKEY MAJIKが担当した。
かけがえのない人や思い出との別れは誰にもいつかおとずれるもの。その痛みを抱えながら、それでも生まれ育った土地で迷い、泣き、笑うラジオクルーとリスナーの人生は、明日に向かって歩き続ける。被災地だけに限らず、私たち自身の物語でもあることを感じてほしい作品だ。

ドキュメンタリー
監督 : 梅村太郎、塚原一成
ナレーション:役所広司
料金:
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







