THE BLACK IS WAITING FOR THE WHITE
上映・公演は終了しました。

「私にはこの顔を撫でてくれる手がない」より
(c) Archivio Mario Giacomelli, Senigallia
「黒」と「白」のハイ・コントラストで「死」と「生」に立ち向かい、孤高の写真表現で現実(リアル)を抽象したマリオ・ジャコメッリの写真展が2013年3月23 (土)より、東京都写真美術館にて開催される。
1920年代にイタリアのマルケ州にあるセニガッリアに生まれたマリオ・ジャコメッリ。 3人兄弟の長男で貧しい家庭に生まれたジャコメッリは、幼少にして父親を失うというトラウマを負う。町のホスピスで洗濯婦の仕事を見つけた母と一緒について行き、小さな時からホスピスに出入りしていたことから、人生の終わりという残酷な光景、抗うことのできない老いを目の前にジャコメッリの性格が形成されていった。これが彼の美に対する感性以前に、将来を予兆させるものとなったとい言われる。若くして印刷の仕事を始めたジャコメッリは、名刺やレターヘッドなどの印刷をしていく中で、白地に活字で記される黒、光と影がくっきりと織り成すありさまに慣れ親しんでいく。同時に日曜日にはカメラを手に近隣の丘陵地帯を歩き回り、夜は夜で現像に時間を費やしたという。
同展では老人たちの動作を記録した「ホスピス」、農夫たちの暮らしに自己の回帰を求めた「スカンノ」のほか、「神学生たち」、「善き大地」などの代表作を中心に220余点で構成。作品相互の関係が響き合うで、ジャコメッリ理解の深化をはかり、いまも写真表現の未来を指し示しているジャコメッリの本質を明らかにしていく。
「マリオ・ジャコメッリ 写真展THE BLACK IS WAITING FOR THE WHITE」
○会場:東京都写真美術館
○期間:2013年3月23日(土)〜 5月12日(日)
○休館:毎週月曜日
(休館日が祝日・振替休日はその翌日)
※4月30日(火)は臨時開館
○時間:10:00〜18:00
(木・金20:00まで、入館は閉館30分前)
○料金:一般 1,000円、学生 800円
中高生・65歳以上 600円
ミュージアム
マリオ・ジャコメッリ
料金:一般 1,000円、学生 800円、中高生・65歳以上 600円
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







