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バフマン・ゴバディ監督全3作品連続上映

上映・公演は終了しました。

イランのクルド人監督、バフマン・ゴバディの3作品を連続上映。

『酔っぱらった馬の時間』(写真下)
監督・脚本・製作:バフマン・ゴバディ
出演:アヨブ・アハマディ、アーマネ・エクティアルディニ、マディ・エクティアルディニ、ロジーン・ユネシ
2000年/イラン/80分/カラー/モノラル/ビスタ(1:1.66)/クルド語、ペルシャ語
配給:オフィスサンマルサン/共同提供:チャンネルアジア

 イラン=イラク国境の山岳地帯に位置するクルド人の密輸の村を舞台に、両親を亡くした5人の子どもたちが、けなげに助け合いながら苦難を乗り越えていく姿を、圧倒的スケールのロケーションを駆使して描く感動作。2000年カンヌ国際映画祭で絶賛され、カメラドール新人監督賞と国際批評家連盟賞をダブル受賞した。
 不治の病に冒された15歳の兄マディの手術代を稼ぐため、イラクへの密輸行に加わる次男アヨブ。それは、凍えた馬に酒を飲ませる厳冬の山越えだ。酔っぱらった馬に密輸品のタイヤを載せ、武装した国境警備隊と、数えきれないほどの地雷が待ち受ける決死のキャラバンに少年は挑む。5人姉弟の12歳の家長として―。


『わが故郷の歌』
監督・脚本・製作:バフマン・ゴバディ(『酔っぱらった馬の時間』)
出演:シャハブ・エブラヒミ、アッラモラド・ラシュティアン、ファエグ・モハマディ、サイード・モハマディ
2002年/イラン/100分/カラー/モノラル/ビスタ(1.85)/クルド語
配給:オフィスサンマルサン 協力:独立行政法人国際交流基金

デビュー作『酔っぱらった馬の時間』で、一躍国際的な注目を浴びたイランのクルド人監督バフマン・ゴバディの第2作。舞台はイラン・イラク戦争(1980 ―1988)が終わった後の、両国の国境地帯。クルド民族音楽に彩られた賑やかな珍道中が、戦乱の続くイラクで悲劇の旅へと変わっていく鮮やかな演出に、ゴバディ監督の平和への願いがあふれている。難民キャンプを始め、村の広場の結婚式など、行く先々で披露される主人公3人の演奏は同胞を癒し鼓舞する。そして厳しい現実の中でも、生き生きと日々の生活を営む人々。ゴバディ監督は、縦笛や太鼓、弦楽器など民族楽器を自在にあやつり歌う彼らとともに、クルド人の暮らしを愛情をこめて描いていく。この映画は戦争の非道に対する告発であると同時に、心躍る民族音楽に彩られた生命の賛歌である。
なお、絶妙なコントラストをなす主演の3人を演じているのは、本職のクルド音楽のミュージシャンである。そして撮影はすべてイラン・イラクの現地で行われた。


『亀も空を飛ぶ』(写真上)
監督・脚本・製作:バフマン・ゴバディ
出演:ソラン・エブラヒム(サテライト)、ヒラシュ・ファシル・ラーマン(ヘンゴウ)、アワズ・ラティフ(アグリン)、アブドルラーマン・キャリム(リガー)、サダムホセイン・ファイサル(パショー)、アジル・ジバリ(シルクー)
2004/イラク、イラン/カラー/ビスタ1:1.85/SRD/97分
配給:オフィスサンマルサン

舞台は2003年春、イラク北部クルディスタン地方の小さな村。イラン・イラク戦争、湾岸戦争などで荒廃したこの地方に、再び新たな戦争が始まろうとしている。大人たちはアメリカ軍の動向を知ろうと、衛星放送を受信するためのパラボラ・アンテナを利発な孤児の少年サテライトに買いに行かせる。彼は近在の村々を巡る便利屋として大人たちに重宝されている。またこの村では、子どもたちが地雷を掘り出して国連の出先機関に買ってもらっている。サテライトはこの仕事の元締めもしていて、掘り出した地雷の値段交渉から、地雷除去を依頼する地主たちとの交渉までを一手に引き受けて、子どもたちから慕われている。この危険な仕事で子どもたちが得るわずかな金は、大切な現金収入なのだ。
サテライトは村のモスクにパラボラ・アンテナを設置し、衛星放送を受信するが、肝心のニュースは英語放送で誰も理解できない。開戦の情報はどうやったら得ることができるのか…。
ある日サテライトは、ハラブジャから来たという、赤ん坊を連れた難民の少女に恋をする。かたくなに心を閉ざす彼女には、両腕のない兄がいた。米軍の侵攻が刻々と迫る中、サテライトは彼が予知能力を持っていることに気付く…。

リバイバル

監督:バフマン・ゴバディ

料金:一般1500円/大学・専門学校生1200円/シニア・会員1000円

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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