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珈琲とエンピツ

上映・公演は終了しました。

2011/日本/68分/

紙の上をすべるエンピツの筆跡から生まれる 穏やかで優しいコミュニケーションがある。
静岡県でサーフショップを経営するろう者の太田辰郎さんが、お客さんをコーヒーでもてなし、筆談でコミュニケーションを結ぶ日常を追ったドキュメンタリー映画。監督・ナレーションは自身もろう者である映像作家の今村彩子。ゴールデンウィークにアンコール上映決定!

ドキュメンタリー映画制作を始めて12年、映像作家として仕事を続けてきた今村彩子は、大きな壁にぶつかっていた…。映画で“共に生きる社会を創りだしていこう”と制作を続けてきたが、今までの作品は、自分自身がろう者であることにより、不便な生活に対する「怒り」と「孤独」が制作エネルギーとなっていた――字幕がつかないために邦画を見ることができない、手話通訳が不十分でイベントやセミナーに参加できないなど。
しかし、次第に虚無感を覚えるようになり、まったく制作意欲が湧かなくなった。
ちょうどその時に、主人公の太田辰郎さん(ろう者)と出会う。
太田さんは、静岡県湖西市にあるサーフショップ&ハワイアン雑貨店の店長。30年以上のキャリアをもつサーファーで、自らサーフボードを作る職人でもある。
聞こえない太田さんがお客さんとの会話のきっかけに、自らも愛飲するハワイの珈琲をサービスする。まず珈琲を入れ、ジェスチャーで勧める。
そして、紙とエンピツで筆談が始まった。
「今日、波乗った?」
「乗ったよ。いい波だった」
ハワイアンと間違えられるほどの風貌の太田さんは、筆談だけでなく、声を出して、大きな身振りと豊かな表情で人なつこく話しかける。
彼の元には、手話やろう者とまったく縁のなさそうなサーファー達も気軽に集い、身振り、手振りで会話を楽しんでいる。そんな太田さんに強烈に惹かれ、彼を撮りたいと思った今村は、撮影を通して、自分が変化していくことに気がつく。そして、もう「怒り」や「孤独」で映画制作をしていく必要がないことに気がついた…。
そんな今村の変化と太田さんの持って生まれた魅力を通して、「言葉を越えたコミュニケーション」を伝えていく。それが「珈琲とエンピツ」です。

ドキュメンタリー

監督:今村彩子 主人公・太田辰郎さん

料金:前売券=1000円(劇場窓口での販売は4月28日まで)
当日 一般=1200円 学生/シニア/障害者(付添1名同額)=1000円
※K’s Cinema 館名入りの前売券もご使用頂けます

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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