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映画の貴公子 ボリス・バルネット特集上映

上映・公演は終了しました。

あの興奮が遂にかえってくる!

ゴダール、リヴェット、ミハルコフ―伝説の監督たちが心から愛してやまない旧ソビエトの巨匠ボリス・バルネットの傑作たちを一挙上映!

映画の“幸せ”がここにある!
映画が誰にとっても唯一の娯楽だった黄金時代。サイレントからトーキーまでを生き、ラブロマンス、サスペンス、悲劇、コメディとあらゆるジャンルの映画を手がけた娯楽映画の天才―ボリス・バルネット。共産主義時代のソビエトでバルネットによって生み出されたハリウッド映画さながらの作品たちは、90年代に日本で初めて紹介され、以来、観客の心を掴んでやまない。映画のデジタル化が進む今だからこそ観たい、何年たっても真新しくキラキラとした、映画の“興奮”と“楽しさ”を教えてくれるバルネットの愛すべき作品たちが、遂にかえってきた!!

ボリス・バルネット
エイゼンシュテインの同時代人で、ほぼ同時期に映画界に入る。美術学校に通いながら、実験演劇スタジオの小道具係として働いていたときロシア革命が始まり、赤軍に志願する。内戦終了後、プロボクサーとして活躍しているところをクレショフ監督に誘われて映画界に入る。「ミス・メンド」(1926)で監督デビューして以来、晩年にいたるまで、さまざまなジャンルで痛快な娯楽作品を発表したが、1965年に自殺。その後、欧米を中心に再評価が進んだ。


■上映作品

『帽子箱を持った少女』
1927年/68分/サイレント/白黒
監督:ボリス・バルネット/脚本:ワレンチン・トゥルキン/ワジム・シェルシェネヴィチ/撮影:ボリス・フランツィソン、ボリス・フィリシン/出演:アンナ・ステン、イワン・コワリ=サムボルスキー、ウラジーミル・フォーゲリ、セラフィーマ・ビルマン
帽子作りのナターシャは、貧しい学生イリヤと知り合い、モスクワで住む部屋を確保するため偽装結婚する。ある日、代金のかわりに渡された宝くじが当たったことで、さあ大変!渡した男がくじを奪回しようと血眼になり、イリヤとの恋の行方もからんで、ナターシャをめぐる大騒動が巻き起こる。サイレントならではの軽やかでコミカルな動きが画面いっぱいに広がる初期バルネットのキュートなコメディ。

『国境の町』
1933年/96分/トーキー/白黒
監督:ボリス・バルネット/原作:コンスタンティン・フィン/脚本:コンスタンティン・フィン、ボリス・バルネット/撮影:ミハイル・キリロフ、A・スピリドノフ/音楽:セルゲイ・ワシレンコ
出演:エレーナ・クジミナ、セルゲイ・コマーロフ、ハンス・クレーリング、アレクサンドル・チスチャコフ
帝政ロシアの片田舎。ドイツとの静かな国境の町に、第一次世界大戦、そしてロシア革命の波が押し寄せる。資本家は、軍靴の製造でひともうけしようとし、若者は前線におくられる。ドイツ軍の捕虜とロシア人の靴屋の娘の許されざる愛を通して戦争の無意味さを静かに訴えるバルネットの代表作。

『青い青い海』
1935年/71分/トーキー/白黒
監督:ボリス・バルネット/脚本:クリメンティ・ミンツ/撮影:ミハイル・キリロフ/音楽:S・ポトツキー
出演:ニコライ・クリューチコフ、レフ・スヴェルドリン、エレーナ・クジミナ
カスピ海で嵐にあって難破した船の乗組員、アリョーシャとユスフは、ある海辺の村で機関士として働くことに。やがて二人は、コルホーズの美しい娘に一目惚れしてしまい、ライバルに……。美しくダイナミックな海の表情を背景に、若者たちの愛と友情物語を歌と踊りにのせて描くロマンティックなミュージカルコメディ。

『騎手物語』
1940年/96分/トーキー/白黒
監督:ボリス・バルネット/脚本:ニコライ・エルドマン、ミハイル・ヴォリピン/撮影:コンスタンチン・クズネツォフ/音楽:ウラジーミル・ユロフスキー
出演:イワン・スクラートフ、アンナ・コモロワ、アレクサンドラ・サリニコワ、アレクサンドラ・デニソワ
引退を決意したベテランの競馬騎手トロフィーモフは、孫娘マリヤの励ましで競走馬の調教に専念することに。しかし一年後、村のコルホーズ(集団農場)で偶然足の速い馬を見つけ、この馬を調教し再びライバルのパーヴェルに挑戦しようと決意。こうして運命のレースが始まる。日本では姿を消したスピードあふれる繋駕(けいが)レースを撮影したダイナミックなカメラワークは必見。

『レスラーと道化師』
1957年/100分/トーキー/カラー
監督:ボリス・バルネット、コンスタンチン・ユージン/脚本:ニコライ・ポゴージン/撮影:セルゲイ・ポルヤノフ/音楽:ユーリー・ビリューコフ
出演:スタニスラフ・チェカン、アレクサンドル・ミハイロフ、イヤ・アレーピナ
実在したロシアサーカス界のスター、レスラーのポドゥヴヌイと道化師のドゥーロフをモデルにした作品。レスリングがサーカスの見世物の一部だった時代、力自慢のレスラーと、体制批判の毒舌が売り物の道化師が、オデッサのサーカスで出会う。自分の信念に忠実に生きるふたりは、出会いと別れを繰り返しながら、栄光の道を目指す。華やかなサーカスの舞台裏で繰り広げられる、愛、家族、友情を描いたヒューマンドラマ。

特集上映・映画祭

監督:ボリス・バルネット

料金:施設参照

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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