50/50 フィフティ・フィフティ
上映・公演は終了しました。

2011年/アメリカ/1時間40分/配給:アスミック・エース/ ©2011 IWC Productions,LLC
アダム、27歳。
仕事は、シアトルの公営ラジオ局での番組制作。 今は火山の番組を企画中だ。
ジョギング中も赤信号では迷わず止まる、絵に描いたような律儀な性格のアダムだが、まわりの人たちは彼と真逆のタイプ。 しょっちゅう泊まりにくるガールフレンドで画家のレイチェルは、アーティストのせいかマイペースでアダムの家でも散らかしっぱなし。 そして同僚で親友のカイルは、女好きでお気楽なタイプ。 でも正反対の性格だから、ウマが合っているのかもしれない。
今日もカイルの車で通勤するアダムだが、腰の痛みが治まらない。 カイルは「レイチェルとの体位のせいだろ」なんて茶化すが、アダムは思い切って検査を受けることにした。 その結果は……。
「悪性神経鞘腫 神経線維肉腫」
わかりやすく言えば、「ガン」。
酒もタバコもやらないアダムにとっては「なぜ!?」と寝耳に水! ネットで調べると、「悪性神経鞘腫 神経線維肉腫」は5年後の生存率が50%で、転移後の生存率は10%という過酷な病気。 5年後に生きている確率が「50/50(フィフティ・フィフティ)」なんて……。 でも落ち込んでいてもしかたがないと腹をくくったアダムは、医師の指示に従って抗ガン剤治療を受けることにした。
幸いなことにレイチェルは、アダムの闘病生活を助けると言ってくれる。 アルツハイマーの父の世話で大変な母まで、アダムとの同居を提案してくれた(さすがにアダムは却下!)。 会社の仲間も心配してパーティを開いてくれるが、所詮ありきたりの言葉をかけてくれるだけだ。 さすがに落ち込んできたアダムは、担当医師が紹介してくれたセラピストのキャサリンの診察を受ける。 まだ24歳でセラピーの経験が少ない彼女に不安を抱きつつ、アダムは前向きに病気と闘おうとする。
抗ガン剤治療は、思った以上に過酷だった。 思い切ってスキンヘッドにしたアダムは、アランやミッチという患者仲間に励まされて乗り越えていくが、さすがにレイチェルも疲れたのか、病院への送り迎えに遅れることもしばしばだ。 こうなったら頼りになるのはカイルだが、相変わらず能天気な彼は、アダムと一緒に行った本屋で美人店員に声をかける始末。 まんまとデートの約束をとりつけたところ、そのデート先のギャラリーで、カイルはレイチェルが他の男とキスする現場を目撃してしまう。 この事件がきっかけでレイチェルは看病疲れを告白し、ついにアダムも彼女との別れを決意する。
シングルになったアダムを不憫に思ったのか、カイルは彼をクラブに連れ出した。 非常識だけど、ふたりはアダムのガンをネタにナンパに成功! でも抗ガン剤のせいで体力が衰えているアダムは、せっかく相手を見つけてもセックスなんてできやしない。 心は満たされないままだ。
レイチェルと別れ、病院にもバスで通うアダムを、あるときキャサリンが送ってくれた。 キャサリンの車に乗ったはいいものの、車内はゴミや食べ物でぐちゃぐちゃ。 「なんて女だ!」とウンザリするアダムだが、彼女と話すとリラックスしている自分に気づくのだった。 その後もキャサリンとのセラピーで、アダムは自分の両親との関係まで見直していく。
そんなとき、患者仲間のティムが息を引きとる。 さすがにアダムも、自分の余命をリアルに意識し始めた。さらに彼は医師から、抗ガン剤が効いていない現実を知らされる。 大きくなった腫瘍は摘出手術を行わないと、転移の危険があるというのだ。 もちろん手術も、命に関わるリスクを伴う。 アダムはもう一度、考えてみる。
「自分が生きる確率は50/50(フィフティ・フィフティ)。半分の確率に賭けるのもいいじゃないか。だって、まだまだ生きていたいから」と……。
決意を固めたアダムは、愛する両親とカイル、そしてお互いを意識しはじめたキャサリンに見送られ、手術台に上るのだった。
洋画
監督:ジョナサン・レヴィン 出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







