瞳は静かに
上映・公演は終了しました。

2009年/アルゼンチン/108分/配給:Action Inc.
アンドレスはシエスタなんてしたくない
1977年、軍事政権時代のアルゼンチン北東部の州都サンタフェ。やんちゃでイタズラ好きな男の子アンドレス(8歳)は、母の突然の死で、兄のアルマンドと共に、祖母オルガと父ラウルが住む家で暮らし始める。なぜか母の持ち物を焼き、家まで売ろうとするオルガとラウル、親しげに近づいて来る謎の男セバスチャン。好奇心旺盛なアンドレスは、大人たちを観察し、会話を盗み聞きながら、何が起こっているのかを探ろうとする。そして、ある夜、部屋の窓から恐ろしい光景を目にするのだが…。
静かで平穏にみえる町にも、反体制派を一掃しようとする情報局の秘密拠点があった軍事政権時代。これが初の長編劇映画となったブスタマンテ監督は、1966年生まれ。「大人の話に口を出すな」と言われ続けた自らの体験を元に、子どもの視点を通して、家族の物語を描きたかったと言う。「なぜなら、僕たちは感じ取っていたから。親たちが沈黙のうちに秘める不安と恐怖を」
アンドレスを演じたコンラッド・バレンスエラは、これが映画初出演。一方、オルガ役のノルマ・アレアンドロは、アルゼンチンに初めてアカデミー賞外国語映画賞をもたらした「オフィシャル・ストーリー」(85)の主演女優であり、同じ年にカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した大ベテラン。「オフィシャル・ストーリー」以降、軍事政権をテーマにした映画には一切出演しなかったが、今回は脚本を読んで、オルガ役を即決した。「これは語られるべき物語だから」と。
洋画
監督・脚本:ダニエル・ブスタマンテ 出演:ノルマ・アレアンドロ(1985年カンヌ国際映画祭主演女優賞)、コンラッド・バレンスエラほか
料金:施設参照
※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。







