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舟越桂 新作版画展

上映・公演は終了しました。

各界で高い注目を集める彫刻家・舟越桂の待望の新作版画展!

 楠による独特の人物像で知られ、現在最も注目を集める現代彫刻家・舟越桂(Katsura FUNAKOSHI)。
 彼は、1988年ヴェニス・ビエンナーレ(伊)、1992年ドクメンタ?(独)、1996年20世紀の美術展(独)、1998年 Art1998Chicago(米)など国際的な展覧会に数多く出品し、ニューヨークやサンフランシスコ、ロンドンでは個展を開催、日本を代表する彫刻家として高い評価を得ている。
 舟越の作品は、多くの人の心を捉えて離さない。彼の生み出す人物像は、澄んだ瞳がどこか遠くを見つめ、誰もが共有しあう追憶や郷愁が漂い、確かな存在感を持って、観る者に語りかけてくる。その中性的で、風化した画面の中にいる無表情なたたずまいは、人間の二面性や混沌を感じることが出来ると同時に、見る者にどこか安心感を与えてくれる。それは、内部に必ず幾ばくかの哀しみや疲れを抱えている多くの人に、舟越の像の抱える哀しみや孤独が適応し合うからなのかもしれない。
 毎回新しい技法に取り組み、多岐にわたる作品を発表している舟越だが、人間を表現する上で、分野や技法の違いはあまり重要ではないと語る。
 制作過程において「彫刻から空気のようなもの、人物が『いる』という感じが出てきたら鑿を置く」という。完成を急がず、作品自体の持つ声に耳を傾け、自我を超えた領域の世界に身を委ねる。それは舟越にとって、つねに外的条件によって左右される未知の作用とのわくわくする出会いであり続けるのかもしれない。その姿勢は87年から彫刻と平行して制作されている版画でも垣間見ることが出来る。
 本展では洗練されたタッチで描く、『砂漠のスフィンクス』や『夜を眠らず』など、新作銅版画6種類を中心に旧作のリトグラフ、銅版(エッチング、アクアチント等)、木版、約30点を展覧販売する。
 新鮮な驚きと歓びあふれる新作と併せ、その足跡もご堪能いただきたい。


写真上:「丘の上のスフィンクス」 ©舟越桂 エッチング 75.5×57cm
写真下:「月の夜のスフィンクス」 ©舟越桂 エッチング 68.5×57.5cm

画廊・ギャラリー

舟越桂

料金:入場無料

※表示されている料金は全て税込みです。
※やむを得ない都合により、開催スケジュール及び内容が変更になる事があります。詳細は各主催者へお問い合わせ下さい。

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