テオブロマのショコラ
パティシエが薦める魅惑のスイーツ
「チョコレートの博物館」を意味する店名「ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ」
テオブロマのボンボンショコラ。箱入りのものは2粒(525円)〜40粒(9450円)。
屋根裏カフェ「attic room」の店長・武幸子さんのbookmarkは「テオブロマのショコラ」
今年12月、東急ハンズ近くの雑居ビルの4Fにオープンしたカフェ&ダイニング「attic room」。斜めの天井や手作り感があるインテリアや什器などが、店名通りの「屋根裏部屋」っぽさを醸し出している。「雰囲気のいいカフェなら渋谷にもたくさんあるので、食事やスイーツはきちんと美味しく食べてもらえるものを提供したい」と語る、店長でパティシエでもある武さんのbookmarkは 「テオブロマのショコラ」。テオブロマは日本のショコラティエ(チョコレート専門職人)の第一人者とも呼ばれる土屋公二氏が1999年に富ヶ谷にオープンしたお店。武さんが手がけるスイーツはすべて自家製でオーダーが入ってから作るものだが、実はショコラを使ったスイーツを作るのが苦手だという。「チョコレートと言えば、テオブロマのショコラは品があって美味しいうえに高級感もあるのでお薦めです。今までは裏方として厨房でスイーツを作っていたことが多いけれど、店長となって直接お客さんの反応に触れることで、ますますスイーツ作りの楽しみが増えた」と楽しそうに話してくれた。味も見た目も本格的を売りにするattic roomのスイーツには、そんな思いもこもっている。
ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ
渋谷区富ヶ谷1-14-9 1F
TEL.03-5790-2181
営業時間:9:30〜20:00(年中無休)
INFORMATION |
attic roomは「ノスタルジックで隠れ家的な空間」をコンセプトとするだけあって、女性に人気の「おとなのお子様らんち」(ランチタイム 1000円)など、料理もどこか懐かしさが漂うものばかり。60〜70年代のソファや古民家の扉を使って作った家具など、随所にあたたかみの感じられる店内は、井の頭通りの人混みを避けてくつろぐには絶好の場所。スタッフが「ドラえもんの部屋」と呼ぶ茶室風の個室のほか、普段はプライベートスペースとなっている屋上も時期によっては開放することがあるという。右上写真:自家製の「きな粉ケーキ 黒蜜ソース添え」(580円)。抹茶のソースやキャラメル味のナッツなど細部にも手が加えられている。 |
attic room |
(2005年12月30日 10:31:00)