栗原幹雄
1951年川越市,埼玉縣誕生了。日本大學生產工程建築工程學院。 74年積水建房加入。 1978年,他創辦了弟弟在法律和“客家客家地”,擴大到1000家店,在短短四年。公司成立92年的“新鮮漢堡包”1號店在澀谷Tomigaya,“客家客家地”離開辦公室後開始的超過95年多店。目前(2009年8月)在日本以外的海外註冊210店“問鼎晚餐”,“新鮮咖啡廳”也擴大。同時推出的“大米加工Ohachi”食品飲料行業,如“魚到日本,”也參與。
--大手チェーンがひしめくハンバーガー業界で、ビジネスチャンスは感じていましたか?
僕はちょっと変わっているというか、直感的なんです。当然、マクドナルドやモスバーガーになんて勝てる訳がない。けれど、アメリカで様々な業態のハンバーガーショップを見ていました。20年以上前にマクドナルドやスターバックスの1号店を視察しましたし。だから富ヶ谷店の物件を見たときに、「原点に戻った手作りをベースにした店を作ろう」と思ったんです。映画「ブレードランナー」のワンシーンのように、進化する都市の片隅に古いものが残る。渋谷の街もそうですが、ハイテクビジネスが変化する一方で、人間は人間だから、結局はアナログの世界は消えない。開業時はバブル経済末期でしたが、いつかそういったものに注目がいく時代が来ると考え、「手作り」で「オーガニック」なお店にしたのです。自分が若かった時代と違い、選択肢が多い世の中となりましたが、最終的に一番大切なのは、人間の心に訴える商売だろうと思っています。ただ、すべて手作りですからね。ジャガイモを茹でてパンまで焼いて、そもそもハンバーガーの作り方すら知らなかった訳ですから、苦労しましたよ。
--ここ最近は不況も重なり、若者の起業も慎重になっています。アイディアを形にする上で、一番大切なことは何でしょうか?
やってしまうことですね。やらなかったら、必ずあとで後悔すると思うんですよ。私の場合、やろうと思った瞬間にやらないと気が済まない。本気でビジネスにはしようと考えていなくても、思いついたら最後までやり遂げないと諦めがつかない性格で。最近の若者は、妙に考えてしまうところがあるんじゃないかと思うんです。物件や内装、ローンや借金のこと。飲食業の場合なんて特にその傾向が強い。新しく何かをはじめるのに、細かく計算をはじめたら失敗を恐れて「やっぱりやめよう」という結論になるでしょうね。でもその瞬間に、何もやっていない人と一緒になるんです。これは実体験ですが、創業当時はハンバーガー1個250円でスタートしました。100個売ってもわずか25,000円ですよ。それも人通りが少ない住宅街で100人も来るのか?って思いますよね。でも、それを考えはじめたら終わりなんですよ。普通の人なら成功と失敗の両方をイメージするでしょうが、私の場合は失敗する姿を全く考えていない(笑)。やはり精神的な部分が大きいと思います。
--フレッシュネス・バーガーとしての今後の目標は?
ハンバーガーというジャンクフードのイメージが強い業界なのに、「オーガニック&ナチュラル」をずっといい続けてきました。現状は9割くらいですが、材料をすべてオーガニックなものに変えようと試みています。現在でもパンに防腐剤入れていないとか、砂糖はブラウンシュガーとか、まだ品質に関してアピールしきれていないことがたくさんあります。最近はアメリカのオーガニックスーパー「ホール・フーズ・マーケット」にも注目していますね。私たちは「新鮮」を意味する「フレッシュネス」といういい名前の商標があるから、「フレッシュネス・マーケット」とか「フレッシュネス・カフェ」とか・・・。商売だからシステム系は最新のコンピューターを導入するけど、お客さんに対してはアナログな展開をしていきたいですね。最終的に「フレッシュネス・ワールド」になれば最高です。
--フレッシュネスバーガー以外ではいかがですか?
「ブランドバンク」を設立したいと考えています。「ほっかほっか亭」や「フレッシュネスバーガー」で培った経験をもとに、フランチャイズではない形の「業態起こし」をやりたいですね。最近の日本だと「コンサル業」って言うと、なんだかいかがわしいイメージもありますけど(笑)。「企画」と「オペレーション」は、正反対の性格が必要なんですよ。だから創業って難しい。私はどちらかといえば創業するのが好きだから、ロイヤリティ料を取るのではなく、立ち上げ段階で安い値段のまま他人に貸すのはどうか?と考えています。産むのは自分で育てるのは別の人、という風に。アメリカだと上場しているオペレーション会社は多いですよ。日本の場合、実績ある飲食チェーンなどを海外から持ってくるでしょう。ブランド名を借りるとなると多大なロイヤリティと莫大なコンサル料が必要になる。ならば日本で立ち上げた方が面白いかな、と。
--今後は店舗を韓国、香港以外にも広げる予定はありますか?
まさにその件について会議中なのですが、ジャカルタ、バンコク、シンガポールなど、このところアジア方面からの問い合わせがすごいんです。先週は珍しくイギリスからもありましたし。なのでシンガポールに拠点を持とうかと考えていて。現地に100%出資の子会社を作って、そこで加盟募集したほうがいいかなと。それから逆輸入ということになりますが、将来、本場のアメリカに出店できたら最高です。
--個人的な目標はありますか?
200店舗を超え、お店の見かけはアナログだけれど、レジは最新式のシステムでタイムリーに在庫や売上を管理しています。会社もだんだん組織化されて、今は非常に優秀なチームが出来上がっています。つまり、「ほっかほっか亭」時代のように、会議に顔を出すくらいしかやることがなくなってきたんです。だから最近また「辞めたい」って思うようになって(笑)。まあこういうキャラだから、社員にも平気で言っていますよ。「またですか〜」とか笑われながら。飲食業だったら、まだいっぱいやりたいことはある。企画アイディアがいくつもあります。だからといって何かを狙ってもいないし、焦ってもいません。このフレッシュネスの創業時もそうですが、新たな出会いって、突然やって来るんですよ。