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Shibuya of future talks about the KEY PERSON key person

Long interview of [key personnel] to be active mainly in the Shibuya. Place a "Shibuya of appeal" through their words.

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Mr. Koichiro Mikuri
(Nambae Yokocho outgoing / public relations / company manager)

What is the charm of "Shibuya no Obe Yokocho" that leaves the shadow of the postwar postwar market, "genuine alley" attracting young people and foreigners?

profile

Born in Saitama Prefecture in 1965, she spends her childhood in elementary school fifth grade in Houston, USA. After graduating from university, he joined Hi-Vision Communications Co., Ltd. in 1990 and is involved in the production of high-definition test broadcasting which was in the dawn. In 1997 he moved to Ray Co., Ltd., and is engaged in event direction and directing. Established Z Co., Ltd. in 2007 and assumed the position of Representative Director and President. Specializing in interactive space production and working on the planning, production and production of stages such as Tokyo Motor Show and live shows using artists from overseas circus performance team. In 2009 we undertake the management of Shibuya 's Nabe Yokocho eating and drinking establishment "Aizu", now we are in charge of the management of "Shochiku" at the neighboring store, as well as PR and Negotiable of Nuveneen Yokocho.

提灯があってこその横丁、おばちゃんにリスペクトを。

_最近ではオジサンばかりではなく、若い人の姿も目立っていますが、増え始めたきっかけは何ですか?

きっかけはなく、時代だと思っています。ただのフェードインの流れだと思っていて。経済状態が少し戻ってきて、飲む余裕が出来てきたこともあるのかもしれません。また、若い子にはこういう場所が新鮮なのかも。いまの若い子たちは飲まない世代と言われ、安いお店でコンパをやって騒ぐことをあまりしなくなった。僕らの時代には考えられないですけど。だからオジサンと一緒に飲んでも楽しいし、叱られるのも楽しいみたいな、ちょっと若い子の価値観も変わってきたんでしょうね。

_確か青山学院大学の学生たちが、秋にのんべい横丁でお祭りを企画されていますよね?

秋恒例の「のんべい横丁祭り」の様子。女子学生たちの姿も多く、一年の中で、最も横丁が華やぐ。

そうです。今年、6年目ですね。もともと青学の教授が横丁のお客さんだったんですよ。よく生徒を連れてきていて、それがきっかけで「のんべい横丁を盛り上げたい!」という話が出てきたんですけど。ただ、他の大家さんの考えもあるので、最初は非常に慎重に動きました。学生さんにもしっかりと取り組んでもらいたいという気持ちを込めて、一定のルールや制限を設けながら、両者で責任を分担して進めています。毎年、新しい学生たちに世代交代するのですが、その度に必ずプランニングを持ってきます。組合で役員会を開いて「今年は誰々君がリーダーです、今年はこんなことをやります」という説明を受けています。

_学生が入ってきたことによって、「のんべい横丁が活性化しているな」という手応えは感じていますか?

恒例化して「楽しいことがある」という気分にはなっていると思います。ただ、常連さんには賛否両論です(笑)。静かに飲みたい人たちがほとんどなので。その反面、女子大生がわーっとお酒を持ってくるので、「ねえちゃん、いいね」と言っているオジサンもいっぱいいます。両方聞くわけにいかないのですが、でも毎日やっているわけじゃないし、秋だけのお祭りだからいいのかなと。横丁としては、「お祭りの日は、来たくない人は無理しなくてもいい」というスタンスで。全体としては若い子も来て、良いほうに向かっているんじゃないかと思います。

_お店を経営するオーナーさんの中にも、若い子が増えていますよね?

10年前かな、若いオーナーが「Non」というバーを線路側に作ったんですよ。昭和っぽいお店の中で、ちょっと格好いいバーがオープンしたので、結構目立って人気が出たんです。

その当たりから、「借りたい、借りたい」という若い子がだんだん増えてきたような気がします。とはいえ、のんべい横丁が全部バーになったら「ただのバー横丁」になってしまう。だから、僕は「周りのおばちゃんたちのお店にリスペクトを持って、雰囲気づくりをしないといけないな」と感じていて。ここで長く商売している子たちは、それが徐々に分かってきていて、『中通り側の提灯とか、ああいう和式の文化が大事だよな、なくなったら確かにつまらないな』と。そういう横丁の持つ雰囲気を守っていこうという考えが、徐々に浸透しつつあるのかなと思っています。

_バーで若いお客さんが増えたけど、同時に古いものも大事にしないと魅力が失せてしまうということですね。

バーだって、10年、20年経ったら古くなっていくと思う。元号が変わって、平成も忘れられていく時代になっていけば、それはそれでいいんだろうし。あまり頑なに「昭和の横丁だから」というより、うまくシフトしていきながら「レトロ感」を残していくというのが大事だと思うんですよね。

マナーを理解する外国人も増え、徐々にムードに変化も。

_若者のほか、外国人の姿も増え始めていますね。

みんな10年前からいるよと言うんですけど、僕は実は興味があってずっと観察してきたので、僕の中では5年ぐらい前から外国人が増え始めたと感じています。もちろん、前から来てはいるんですけど、ぼちぼちだったんですよ。その外国人の種類としては観光客で西洋人ですね、アジア人はほとんどいないです。みんな海外のバーのつもりで入ってくるので、入ってきていきなりテーブルチャージを取られると『俺、食べ物は要らないからテーブルチャージは払わない』というので揉めるし、英語しか通じないので、昔からやっているおばちゃんたちの多くが『外国人はお断り』にしたりして……。

_でも結構、横丁で外国人を見かけますけど……。

「のんべい横丁祭り」のワンシーン。フレンドリーな外国人たちの姿も目立つように…

いろいろトラブルがあって、外国人を嫌う空気ができちゃって。ただ、バーの若い子たちは、おばちゃんたちよりコミュニケ−ションも上手だし、商売なので入店させるんですよ。だから、かえってぎくしゃくしているところもあるんですけど。これは日本全体でも言えることなんですが、日本に10年も住んでいるのに英語しかしゃべらない外国人って、いっぱいいたんですよ。最近は状況がだんだん変わってきていて、日本にいるなら日本語を喋らなきゃ駄目だという空気も出てきて。本当に、この5、6年は日本語でコミュニケーションを取ろうとする、すごく努力する外国人たちが増え始めています。僕の友達にも日本語を片言で頑張ってしゃべる外国人がいるのですが、おばちゃんのところに連れていくと「あなたならいいよ」と入れてくれる。その次からは「おばさん、こんばんは」から始まって、「今日はね……」と普通に馴染んでいる。おばちゃんも、それはそれで楽しいわけです。そういう外国人が増えて、ガラッと開けた瞬間に黙って座るんじゃなくて、「すみません、大丈夫ですか」とか「一杯いいですか」と言って入ってくる外国人が増えてくれば、もっと面白くなるんじゃないのかなと思う。外国人の中には「俺の知っている店に連れていくぜ」といって、たくさんの友達を連れてきたりするのだけど、その一方で「おまえたち、ここに4人で来るんじゃない。観光客がわいわい来て騒ぐ場所じゃないんだから」と外国人が外国人に説教したり(笑)、そんな光景も見られるようになってきました。

_「のんべい横丁」って、もう渋谷の立派な「観光スポット」の一つですよね。一時期は無くなるんじゃないかという話も出ていましたが……。

そういう話は今まで何度も出ていましたが、風の向きが一気に変わりましたね。そもそも日本人は新しいものが好きで、古くて汚いものをどんどん排除してきたんだけど、気が付いたら新しい商業施設の中に「昭和レトロの複製をつくる」という状態になっていて。僕らからすると、クールなカッコいいビルに「わざわざレトロなものを作らなくてもいいのに」と感じてしまうのですが(笑)。結果的にみんな、まちの中から失ったものに気が付き始めていているんですよ。だから「残っているところを大事にしようぜ」という空気が出てきているのでしょう。考えてみれば、デジタル時代のものづくりは、簡単に作れるがために壊すのも早い。たぶん、壊れてもまた再生が可能だから。例えば昔、ヨーロッパでは、彫刻を施すなど、建築物の見えない細部にまでこだわってデザインをしていました。日本の欄間なども同じで、制作に時間と手間をかけていましたよね。長く残る作品はそもそもそれを前提にしていて、景観の一部として、テーマを持って建築物なども建てられていたのだと思います。一方で、現代は高層ビルもあっという間に建ってしまい、40年も経つと古いと言われて再建の話が出始める時代ですから、「作品を作る」という意識は薄いのでしょう。「街・建築物」はすぐできるから、壊すことにも躊躇がない。「デジタルアート・デジタル技術」もすぐに再現出来るので、データがあればいい。そういう世代が無意識の領域で、安易にまちを「消去」してゆくような気がします。だから、「昭和」を消去すれば「昭和に似たもの」を再現すればいいと。本物を知らなくても、雰囲気を楽しめればいいと思う人が増え、「再生」に躊躇がないのかもしれません。

_だからこそ、再生や複製ではない「本物」を大事にしていかないといけないと。

時代の流れで、街から無くなっていくものがあっても仕方ないのだけれど、例えば、風俗街だからと潰すのではなくて、そこに残っていた建物を残すとか、何か雰囲気を残すという努力をしないで一切排除すると、まちが瞬間的に潰れてしまう。街が持っていた雰囲気を、もう一回つくろうと思ってももう二度と作れない。本当に「いいまち、外国人の来るまちにしよう」と思うのであれば、僕はまちの裏表を考えるべきだと。「散策していたら、こんなのを発見したよ」というのが大事で、裏に行っても表に行っても光が当たっていたら、やっぱり面白くない。光の裏にも実はすごくいい飲み屋さんがあったりするから。みんながそれに少しずつ気が付き始めたんだろうなと思います。それは再生や複製ではない、本物を体験すれば分かること。だから、古くからあるものは「二度と作り直せないものなんだ」ということを、のんべい横丁を象徴として広く伝えていけたらいいなと。これからの熟成した都市には、そういう考えも必要なんじゃないかなと思います。

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