江幡智博
(KDDI∞Labo的長度)
澀谷,易於網絡站點,
通過創業支持,“我們要創建一個新的創新。”
1970年,千葉縣四街道誕生了。 1993年,DDI加盟。營銷從移動通信業務的營銷策劃部部門,通過廣告和宣傳,從2001年開始涉足內容業務。此後,在業務發展與國內外外部合作夥伴中心的活動。從2012年4月,負責“KDDI∞Labo的”,他成為了2013年的實驗室長度。
澀谷,易於網絡站點,
通過創業支持,“我們要創建一個新的創新。”
1970年,千葉縣四街道誕生了。 1993年,DDI加盟。營銷從移動通信業務的營銷策劃部部門,通過廣告和宣傳,從2001年開始涉足內容業務。此後,在業務發展與國內外外部合作夥伴中心的活動。從2012年4月,負責“KDDI∞Labo的”,他成為了2013年的實驗室長度。
_3カ月間の具体的なプログラムについて教えてください。
一番初めにやってもらっているのは、3ヵ月後のゴール設定です。「何が出来ている状況が、自分たちのゴールですか?」という内容を紙に書いてもらい、ラボの壁に貼らせています。次にゴールが定まったら、それに向けてどのような3カ月間にするかマイルストーンを置かせ、これから歩いていく道筋を考えさせます。だいたい、その通りにはいかないんですが(笑)。ただ日々作業を進める中で、そのマイルストーンを見ながら「ヤバイ、全然出来ていない」とか「計画通り」などを確認しなさいと。毎週一回、全員と顔を合わせる全体ミーティングでは、自分たちの作業の進捗状況を報告し、どれくらいのタイミングでどこまで出来るのかを報告してもらっています。さらに「ここを悩んでいるんですが、どう思いますか?」など、各チームが抱えている課題をみんなで共有しています。うちのスタッフやパートナー企業だけが何か言うだけではなく、他のチームからも「それだったら、こっちがいいんじゃない」などと意見を出してもらう。それから、自分たちのサービスの趣旨やコンセプトなどを紹介するプレゼンテーションは、毎回同じなんだけど、必ずやってもらっています。みんな、プレゼンの練習をやらないんですよ。いろんなコラボレーションを実現するためには、人前でプレゼンしなきゃならないにも関わらず、みんなプロダクトを作る方が好きだから全くやらない。いくら良いプロダクトを作っても、人に上手く伝えられなかったら、何の意味がないのに。そこで毎週、進捗状況の報告、課題の共有と議論、そしてプレゼン練習の3つを必ず行っています。そのほか、支援チームと一緒になって、チームミーティングを最低週1回はやってもらう。場所はここでも、カフェでもいいし、それは自由にしています。実際に話を聞くと、ほぼ1日中、チームミーティングに時間を費やしているみたいですよ。
_実際にローンチしたプロダクトやサービスは、どの位あるのですか?
6期までに参加したチームのプロダクトは、ほぼすべてローンチしています。ビジネスとして成功し始めている例では、僕らも実際に出資しているのですが、第1期チームの「giftee(ギフティ)」というソーシャルギフトのサービスがあります。低価格帯のマイクロギフトをオンライン上で贈り合う仕組みで、たとえば、友だちに何か御礼やプレゼントがしたいときに、メールやLINE、Facebookなどを通じて商品の引換チケットを簡単に送ることが出来ます。受け取った友だちは、店舗でそれを商品と引き換えます。彼らの取り組みは一見BtoCのサービスなのですが、実際に販売チャネルを通じてギフトが贈れる仕組みは、BtoBtoCのプラットフォームなんです。たとえば、コンビニ大手のローソンで展開する「ローソンギフト」のプラットフォームは、裏側にギフティが入っています。こうした実績からBtoBtoCのパッケージプランが出来上がったので、現在はKDDIの法人営業部隊と一緒に協業しもっと広く売っていこうと。たとえ、小売店がギフティのソリューションを気に入ってもらっても、ベンチャーであるギフティ単独では、なかなか取り合ってもらえないというケースもあります。そこで、僕らKDDIが一緒にアプローチすることで、その信用を得ながら営業開拓を進めています。そのほか、3期チームの電子チケット購入サービス「tixee (ティクシー)」や、5期チームのブランド品オークションサービス「スマオク」などもここから生まれています。「スマオク」は、僕らがDeNAとやっている「モバオク」と事業提携し、現在、モバオクとスマオクの相互出品を実現しています。
_最終的に完成したプロダクトは、auなど、KDDIでサービスインしなければならないでしょうか?
決してそんなことはありません。ベンチャーの彼らは、すごくリスクを負ってやっていて、KDDIとは全然違う世界いる人たちです。頑張っている彼らの事業エリアを狭めるなんて、リスクを負っていない僕らがすることじゃない。たとえ、僕らから離れていってしまうということがあっても、そこまでの関係だったということだし。仮に「ドコモを紹介してほしい」と言われれば、僕らから紹介してあげることもできます(笑)。
_この4年間のKDDI∞Laboの活動を客観的に見て、どのように評価していますか?
だいぶ、サポーティブな活動が出来るようになってきたかなと思う。単純に部屋がありますとか、サービスを検証するための端末を貸し出しますとか、そういう物理的な話ではなく、人的支援の部分で形になってきたという手ごたえを感じています。たとえば、IT、ICTなどのサービスを見てみると、3年くらい前までは、ネットだけで完結するアプリが多く、Google Play(グーグルプレイ)やApp Store(アップストア)を通じて、全世界にリリースするというパターンが目立っていました。プログラムだけ組めば、お金がなくても小さなチームでもできる利点が大きいので。ただ、この一年くらいの傾向を見ていると、諸外国、アメリカなんかでもそうですが、O2Oの世界を含めてリアルとの結びつきを強化する動きが高まっています。かつては新市場を定義して新しいビジネスを立ち上げる人が多かったと思うのですが、誰も経験したことがない新市場は、正直やってみないと分からないリスクも。その一方、最近では「既存市場の何%を奪えるか?」という定義でサービスを立ち上げるプレイヤーが増えています。たとえば、タクシー市場を奪う配車サービス「Uber(ウーバー)」がそうだし、オンライン上のクリーニングサービスもそう。通常、クリーニングは自分で店舗まで持って行くか、または自宅まで業者に取りに来てもらうしかなかったところが、ネット注文すれば、ポーンと袋が送られてくる。洋服を入れて送り返せば、空きのある提携店舗に配送されて低コストで仕上げてくれる。それも24時間対応で。そうした既存市場を大胆にディスラプト(破壊)して、新たな環境を作るプレイヤーが増えていると実感しています。
_既存市場の隙間を狙う場合、大手が本気を出したら、小さなベンチャーはひとたまりもない気もします。
それは、あると思います。僕らもKDDI∞Laboで同じ議論をしています。ただ、何か一つでも入りづらい領域あれば、入って来られないと思う。そこに大手が踏み込むと、既存のクリーニング店から契約を打ち切られるとか…。たとえば、新聞社だって、もっとダイレクトに紙の新聞を売りたいはずだけど、様々なしがらみで売れない環境があると思うし。そうした既存市場に向けた問題解決にビジネスチャンスがあると思う。もちろん既存市場となれば、今度は金融業界の知識や、ディベロッパーの知識が必要だったり、僕らの足りないところも見えてきます。そこで各業界でノウハウを持つパートナー企業と一緒に組んでプログラムを進めていくことが、とても大事になります。僕らのアセットだけではフォローできないことが、パートナー企業の力が加わることで、もっとスピード感を持って面白いことが出来る。そういうネットワークやパートナーシップが出来上がってきたらいいなという思いで、今回の第7期から「パートナー連合プログラム」を進めています。
_今後のKDDI∞Laboの活動の展望を教えてください。
やっぱり、直接的なビジネスですよね。必ずしも3か月間でビジネスが生まれる必要はないのですが、そのあと半年、一年間をかけてしっかりと成長してもらいたい。地に足が付いて、ワンステップ上のエクスパンションが必要だというときに、僕らだったり、パートナー企業が彼らの事業にバシッと入ってビジネスでつながるというのが理想かなと思う。大企業もベンチャーも、対等な関係でパートナーが組める時代。たとえば、KDDIとnanapi(ナナピ)との関係もほぼ対等で、僕らが出来ないことをやってもらうために新たに来てもらっています。僕ら通信会社はコンテンツが全くないところでスタートしていますから、そういったものに対する渇望感が強い。一方でコンテンツはあるけど、プラットフォームがないところからすると、折角いいものを持っていても世の中に広く発信するチャネルがないわけです。そういったところで、僕らとうまくミックスしてシナジーを上げていければいいかなと。先ほど、少しビジネスになってきている事例として「ギフティ」を挙げましたが、KDDI∞Laboとしてはこういう成功事例が出てこないとダメだと思う。僕らの精神はボランタリーだし、支援もファーストでやりますが、でも支援だけでは長くは継続できない。じゃ、何のためにやっているのかといえば、その先にビジネスが生まれているからこそ、次にもつながると思う。それが、もう一段上に行こう、もう一段上に行こうという活動になるんじゃないでしょうか。
KDDI∞Laboの第7期プログラム参加チームの成果発表が2015年1月27日(水)、渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホール ホールAで開催される。今回の第7期はKDDIだけではなく、パートナー企業13社がベンチャー支援に参加した「パートナー連合プログラム」として初の成果発表となる。プレゼンに登壇するのは、次世代の「花」のECプラットフォーム「Sakaseru」、人間の頭脳に近い形でビジュアル認識が出来る人工知能システム「Ingram」、ウェアラブルデバイスを利用したリアルとバーチャルを融合したゲーム「HADO」、医者と医療スタッフとMR(製薬会社の営業マン)を結ぶコミュニケーションプラットフォーム「Dr.JOY」、執筆から出版・販売までが簡単にできる出版プラットフォーム「∞books (ムゲンブックス)」の計5チーム。果たして最優秀チームに選ばれるのは、どのチームでしょうか。現在、プレゼンテーションの観覧者をtixeeで募集中! 次のイノベーションを探しに会場に足を運んでみてはいかがでしょうか。