野外イベントで「夏」を先取り!
「春の嵐」「花冷え」など寒暖の差の激しかった気候がようやく安定し、コートを置いて出かける機会も増えてきた4月後半。野外フェスの「聖地」として知られる代々木公園では、4月下旬の「アースデイ東京」を皮切りに、大型「野外イベント」が続々と開催を迎える。 今回の「CULTURE×SHIBUYA」では、5月に予定されている野外イベントの中から人気の高い「タイフェス」、鮮やかなラスタカラーがまぶしい「ジャマイカ」、3月中旬にいち早く海開きを終えた「沖縄」と、太陽の日差しの似合う3つのフェスティバルを紹介。空の下でのんびりするのも心地いいこのシーズン、好みのフェスティバルに足を運んでいち早く「夏」を取り入れてみては?
タイフェスティバル
- タイトル
- タイフェスティバル
- 開催場所
- 代々木公園
- 開催期間
- 2013年5月11日(土)〜12日(日)
- 開催時間
- 10時〜20時
- 参 加 店
- クルン・サイアム(目黒区)、プラトーン・アジアンフード(市原市)、ムエタイハウス(文京区)ほか
- 入 場 料
- 無料
2000年にスタートした「タイ・フードフェスティバル」を前身とするタイフェスティバルは年々規模を拡大し、震災の影響で2年ぶりの開催となった昨年の代々木公園には約40万人が来場。同会場の野外イベントの中でも最大規模のフェスティバルとして知られる。ステージではタイの伝統的な舞踊からポップソングまでのライブ演奏が行われるのが恒例で、フードでは東京、神奈川、千葉、埼玉などの関東を中心とする本格的な「タイ料理」が堪能できる83店のほか、「ドリンク」ブースが8店、「フルーツ」ブース11店が出店。そのほか、タイ食材や加工品、民芸品、タイ雑貨などを販売する「食材・物産」ブース66店や、文化やビジネス、NPO、NGO活動、観光情報などを紹介する11ブースなどが集結し、代々木公園がタイ一色に染まる。
ワンラブジャマイカフェスティバル
- タイトル
- ワンラブジャマイカフェスティバル
- 開催場所
- 代々木公園
- 開催期間
- 2013年5月18日(土)〜5月19日(日)
- 参 加
- HOME GROWN(レゲエバンド)、SLOW COFFEE(オーガニックコーヒーショップ)、BUSH MAN(南国風レストラン&バー)ほか
- 入 場 料
- 無料
ワンラブジャマイカフェスティバルは1995年、神奈川県・葉山の海の家で始まったコンテスト形式のライブ企画「ボブ・マーリー ソングスデイ」が前身。2004年からは、日本とジャマイカの国際文化交流を目的にした複合イベントとして、毎年5月頃代々木公園を会場に開催される。メーンイベントとなった「ソングスデイ」では、参加者がレゲエバンド「HOME GROWN」の演奏をバックにレゲエの神様ボブ・マーリーの名曲をカバー。優勝者にはジャマイカ旅行のプレゼントも用意される(コンテストへの応募はオフィシャルサイトにて受付中、4月19日まで)。場内では他に、ジャマイカ料理のジャークチキンやコーヒーブランド「ブルーマウンテン」などが楽しめる飲食ブース、ジャマイカテイストのTシャツやアクセサリーなどの物販ブースも出店。カリブに浮かぶ島国・ジャマイカの魅力を幅広いアプローチで体験できる2日間になっている。
OKINAWAまつり2013
- タイトル
- OKINAWAまつり2013
- 開催場所
- 代々木公園
- 開催期間
- 2013年5月25日(土)〜5月26日(日)
- 開催時間
- 11時〜21時
- 出 演
- きいやま商店、伊禮俊一、D-51、FLiP、green note coasterほか
- 入 場 料
- 無料
OKINAWAまつりは2012年、沖縄県出身のアーティストたちが集まって「もっと沖縄を知ってほしい」「東京から沖縄の元気を発信したい」という思いから初開催。2年目を迎える今回は、男性ボーカルデュオ「D-51」、石垣島出身従兄弟ユニット「きいやま商店」、男女3人組ユニット「green note coaster」らのほか、石垣島を舞台にした映画「サンゴレンジャー」の主題歌を歌う「BREATHE」、沖縄本島の北に位置する伊是名島出身のシンガーソングライター伊禮俊一さんらも新たに加わってライブ演奏。飲食ブースや物販・展示ブースも設け、昨年より規模を拡大して沖縄の「音楽」「食」「文化」を幅広く紹介する。目標来場者数は3〜5万人。