W杯・オフタイムの楽しみ方
いよいよ2014年W杯ブラジル大会がスタートする。このシーズン、渋谷では数多くのサポーターが集まって大きな盛り上がりを見せる。今回のカルチャー×シブヤでは、渋谷でそんなサッカーファンが試合以外の「オフタイム」を充実させる企画3点をピックアップ。選手も身につけるユニフォームやシューズなどをインタラクティブに伝えるインスタレーション展、サッカーボールに施されたアートを楽しむ作品展、サッカーに「新しいルール」という視点を導入する企画展…いずれも試合観戦では見えてこないサッカーの魅力を紹介。W杯を心待ちにしていたサッカーファンも、それからそんなサポーターの熱意に押され気味の人たちも、また違った角度から、更に更にW杯を味わってみては?
NIKE INNOVATION HOUSE
- タイトル
- NIKE INNOVATION HOUSE
- 開催場所
- BA−TSU ART GALLERY
- 開催期間
- 2014年6月7日(土)〜6月22日(日) ※月曜〜水曜は定休
- 開催時間
- 12時〜20時
- 料 金
- 入場無料
表参道のイベントスペース「BA−TSU ART GALLERY」では現在、最新のフットボールイノベーションを紹介する体験施設「NIKE INNOVATION HOUSE」が開いている。
1994年からフットボールスパイクをリリースしてきたナイキが主催。長友佑都選手も着用するスパイク「ナイキ マーキュリアル スーパーフライ」のスピードを表現したインスタレーションや、ブラジル、フランス、イングランド、韓国など世界10カ国のナショナルチームジャージを展示したコーナー、世界のトップリーグで使用されるボール「ナイキ オーデム」が描く軌道を伝えるインスタレーションなどが展開。来場者は会場で貸し出す携帯端末を操作しながら場内を巡ることで、世界で活躍するフットボールプレーヤーを支えるスポーツブランドの「革新」をインタラクティブに理解することができる。
サッカーボールアート展
- タイトル
- サッカーボールアート展
- 開催場所
- 西武渋谷店A館1階ウインドウ、B館1階特設会場
- 開催期間
- 2014年6月10日(火)〜6月26日(木)
- 開催時間
- 10時〜21時 ※日曜・祝日は10時〜20時
- 参 加
- 日比野克彦、文化服装学院生徒、ほか
西武渋谷店では6月10日から、「アートとスポーツの融合」をテーマに日比野克彦さんがプロデュースする「サッカーボールアート展」がスタートする。
同館全体で実施されるバカンス&リゾートスタイルを提案する「SHIBUYA BREEZE プロモーション」に連動して開催。社会で芸術が機能する仕組みづくりに関わり、2010年から日本サッカー協会理事も務める日比野さんを中心に、リリー・フランキーさんや音楽ユニット「TOKYO No.1 SOUL SET」、文化服装学院アパレルデザイン科の3年生らが参加。白いサッカーボールに思い思いのアートやデザインを施したアートボール125点が一堂に展示。各作品は3,000円で抽選販売。売上は全額、日本サッカー協会に寄付される。
新しいルール
- タイトル
- 新しいルール
- 開催場所
- 渋谷ヒカリエ8/内Creative Lounge MOV aiiima 1
- 開催期間
- 2014年6月18日(水)〜7月1日(火)
- 開催時間
- 11時〜20時
- 企 画
- 伊藤耕平
Creative Lounge MOVでは6月18日から、架空のサッカー協会「JFA」が主催する企画展「新しいルール」が開催される。
JFA(=Football Association by JUUICHI)はサッカーにまつまるユニークなプロジェクト「JUUICHI (じゅういち)」が2010年から運営する架空のサッカー協会。「もうひとつの」サッカー協会としてサッカーに新しいまなざしを向け、独自の視点でユニークなサッカーの面白さを伝える。
同展では、1925年のオフサイドルールの変更以来大幅なルール改正は行われていないサッカー競技に対し、「ルールが変わったらどんなゲームが見られるだろう」という視点を導入。アーティストの平山昌尚 さん(HIMAA) 、トラフ建築設計事務所、元サッカー審判員の松崎 康弘さんなどがそれぞれの視点から、サッカーにまつわる独自の「新しいルール」を表現する。ほかに原宿「VACANT」では連動企画として、イギリスを発祥とする近代競技スポーツとしてのサッカーの誕生から現在までのルール歴史を展示する(〜6月29日)。
【特集企画】
サポーターの聖地「渋谷」でサッカーW杯ブラジル大会を熱く楽しむ(2014/06/11)