小学生向けのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix」 渋谷ヒカリエで開催
現在、親が子どもに通わせたい習い事の上位に「英語」と共に並ぶのが「プログラミング」だ。IoT、AIが主流となる時代に向け、人とコンピューターとのコミュニケーションを促進する「プログラム言語」に高い注目が寄せられる。中でも2016年に文部科学省が、2020年度から小学校での「プログラミング教育の必須化」を発表して以降、その熱は一気に加速しているという。
「プログラミング教育」に対する関心が高まる中で、小学生向けのプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ)」の決勝プレゼンテーションが2018年9月24日(月・祝日)、渋谷ヒカリエ9FヒカリエホールAで開催される。主催はサイバーエージェントの子会社で、小学生向けプログラミングスクールを展開する「CA Tech Kids(シーエーテックキッズ)」。
「21世紀を創るのは、君たちだ。」をスローガンに掲げる同コンテント。今年の4月5日から7月23日までの期間、小学生を対象として「ゲーム部門」と「自由制作部門」の2つの部門からオリジナル作品を広く募集し、全国から約1,000人を超えるエントリーがあったという。
応募作品の選考にあたっては、プログラミングの技術力やアイデアだけでなく、「VISION(ビジョン:子どもたちの掲げる夢や実現したい世界)」、「PRODUCT(プロダクト:夢を実現するクリエイティブなアイデアとそれを体現した作品のクオリティ)」、「PRESENTATION(プレゼンテーション:自身のビジョンやプロダクトを社会に発信していくアピール力)」の3つの視点から「社会に新しい価値を生み出す人材」の発掘を目指し一次審査を実施。9月24日の決勝プレゼンテーション開催に向けて、12人の子ども達が選出される予定だ。
決勝大会について、 Tech Kids Grand Prix運営事務局・桑野悠一郎さんは「(現在応募のある作品については)まだ言えませんが、プログラミングをやっている僕ら見ても驚くものがあります。いい意味で子どもっぽさ、大人では絶対に考えられないアイデアがあって、刺激を受けると思います」と手応えを口にする。
決勝大会の当日は、子ども達ひとり一人が登壇し、プロのエンジニアや、ゲームプログラマーなどの審査員の前で、自ら制作したプログラム作品をプレゼンテーションしていく。その中から総合優勝1名が選ばれるほか、ゲーム部門の1位(賞金20万円)、2位(賞金15万円)、3位(賞金10万円)、自由制作部門の1位(賞金20万円)、2位(賞金15万円)、3位(賞金10万円)、オーディエンス賞 1名(賞金10万円)、協賛企業賞が選出される。
「今後、この大会を通じて、トップ層を引き上げて(プログラミングの)スター選手を育てていきたい。「未来のスティーブ・ジョブズや、マーク・ザッカーバーグみたいな人が出てくるのでは」と大いに期待を寄せる。
決勝プレゼンテーションの観覧申し込みについては、後日公式サイト等で発表予定。
<関連情報>
コミュニティーFM局「渋谷のラジオ」で、隔週水曜日15時半〜16時にお届けしているラジオ番組「渋谷文化プロジェクト」。8月1日(水)OAの番組ゲストに Tech Kids Grand Prix運営事務局である桑野悠一郎さんを迎え、「Tech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ)」についてお話しを聞きました。 より詳しく情報を知りたい方はこちらもお聴き下さい。
「Tech Kids Grand Prix(テックキッズグランプリ)」決勝プレゼンテーション
〇開催:2018年9月24日(月・祝日)
〇会場:渋谷ヒカリエ9FヒカリエホールA
〇内容:一次審査を通過した12人の小学生たちによるプログラミング作品のプレゼンテーション
〇部門:1.ゲーム部門 /2.自由制作部門
〇主催:小学生のためのプログラミングスクール「Tech Kids School」
〇協賛:
ミクシィ、サイバーエージェント、Cygames
東京急行電鉄、グーグル、大川ドリーム基金、楽天
Facebook Japan、ソフトバンク、Twitter Japan
LINE、アドビ システムズ、孫正義育英財団
〇後援:渋谷区、渋谷区教育委員会
〇公式:https://techkidsschool.jp/grandprix2018/