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渋谷ジャムセッションVol.4
ロス・バンバン来日

 遂に、キューバ音楽界の至宝、ロス・バンバンが渋谷にやってくる!(写真1)。バンバンは結成以来37年間、キューバのナンバーワン・バンドとして君臨してきたスーパーグループだ。キューバ国民ならば高級官僚から幼稚園児まで、バンバンの存在を知らぬものはない。日本の歌謡界に例えるなら、美空ひばりと永ちゃんとサザン・オールスターズがバンドを組んで、30年も40年も活動し続けている状態…とでも言えば、その人気ぶりが伝わるだろうか。 

 バンバン・サウンドの特徴、それは腰にくる強烈なビートとグルーヴ感だ。身体の内側から沸き起こるリズムを刺激するかのような演奏を生で体験すると、どんなにシャイな人でも思わず躍りはじめてしまう(写真2)。「バンバンを聴いて躍らないことは、美女が目の前にいるのに口説かないようなモノだ」僕の友人のあるキューバ人は、真顔でこう語った。けだし名言である。 

 はるか昔の1970年と89年に、2回来日公演を行って以来日本でのライブ開催をご無沙汰していたバンバンだが、2005年に待望の大規模なジャパン・ツアーを行って以来、去年・今年とコンスタントに来日が実現している(写真3)。この写真は、昨年『新木場スタジオ・コースト』で行われたライブを撮影したモノ。今年は会場を渋谷の『O-East』に移して、あの白熱のライブが再現される。

 『O-East』は演奏を聴くのにも、躍るのにも、程よい大きさのハコ。バンバン未体験の方は、ホント騙されたと思って、東京で一夜限りのこの公演にに足を運んでください。  

ファン・フォルメル・イ・ロス・バ ン・バン
■月  日 :2007年10月2日(火)
■時  間 :開場18:30/開演19:30
■会  場 :Shibuya O-East  
■前売チケット:6,000円(ドリンク代要別途)
■ チケット取り扱い:チケットぴあ、ローソンチケット、VIENTO LATINO

ゲストブロガー/高橋 慎一(たかはし・しんいち)さん
東京工芸大学短期大学部 写真応用学科卒。98年よりフリーランス・フォトグラファーとして独立。現在、雑誌・書籍・CDジャケットなどで活躍中。また、ライターとして音楽関係、海外紀行、ドキュメント記事等を雑誌や書籍で精力的に執筆。著書『キューバ・トリップ ハバナ・ジャム・セッションへの招待』(産業編集センター・刊)

高橋 慎一 公式サイト

インタビュー記事(2006年6月2日)

高橋慎一(フォトグラファー)

98年よりフリーランス・フォトグラファーとして独立。現在、雑誌・書籍・CDジャケットなどで活躍中。また、ライターとして音楽関係、海外紀行、ドキュメント記事等を雑誌や書籍で精力的に執筆。

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