暑い日は、早起きして東京朝型スタイルはいかが?
千駄ヶ谷・グッドモーニングカフェ
「朝活」の元祖とも言える千駄ヶ谷にある『グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷』。東京朝型スタイル「アサイチセイカツ」を提案するカフェとして、地元の方々を始めとして、カフェ好きの人たち、アサカツを楽しむ人たちに愛されています。
路面店は2015年に惜しまれつつ閉店したものの、同年6月に東京体育館の敷地内にリニューアル・オープン。今回は夏の朝、暑くなる前に早起きして食べたくなる『グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷』の新たな定番モーニングを紹介します。
『グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷』のモーニングタイムは7〜11時(10時45分L.O)。モーニングをやっているところは数多くありますが、朝7時から営業しているところは、それほど多くない。
「朝を活性化させていこうというのが、お店の目標だったので、最初は6時から営業していたんですよ。さすがに、そこまで早いとお客様も少なかったので、半年ほどで7時からに変更してからは、ずっとこの営業時間です」と教えてくれたのは『グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷』の店長の馬場さん。
『グッドモーニングカフェ千駄ヶ谷』がオープン後ほどなくして、ファストフード系のチェーン店が深夜営業から朝型にシフトし始めた。その後、人気マンガ『いつかティファニーで朝食を』の初回(2012年)で主人公が訪れる店として取り上げられたことで、人気に火がついた(2015年にはドラマ化もされた)と言われている。
「マンガに登場したアサイーボウルは、日本でこんなに人気になる前、オープン当初からモーニングメニューとして置いてるんです。なので、ここで初めて食べたという方も多いですね」
朝活が定着した現在では7〜8時の間で、毎日来る固定のお客様も多いのだとか。また、深夜バスで朝到着した方が、このお店を目指して来てくれるというようなことも少なくないそう。
「夏休み、冬休みになるとバスで東京駅や新宿に着いて、ディズニーランドに行く前に寄ったとか、原宿でショッピングする前に腹ごしらえに来た、なんて方もいらっしゃいます。そういう声を聞くと嬉しくなりますね」
モーニングメニューは、全部で8種類。厚切りトーストにゆで卵・ヨーグルトというシンプルなセットからなる「スーパーモーニングセット」(530円)は、平日の7〜8時半の間ならワンコインで食べられるお得なメニュー。
パンメニューの定番「エッグスクランブルセット」(630円)、もっちりしたピザ生地のパニーニにハムと野菜がサンドされた「自家製ロースハムのパニーニ」(750円)。女性人気の高い「新鮮野菜のサラダボウル」(800円)、「アサイーボウル」(750円)、朝からしっかり食べたいという方に人気が高い「グッドモーニングハンバーガープレート」(900円)、「エッグライスボウル」(700円)。平日は、すべてのメニューにコーヒーか紅茶がついてくる(+200円でほかのドリンクも可)
まずご紹介したいのは、一番人気の「エッグスクランブルセット」。トーストされたパンにフワフワのスクランブルエッグ、パンのお供になるバターと自家製ママレードにブルーベリーソースが乗せられたヨーグルトというセット。
パンはほどよくモチモチしていて、スクランブルエッグはフワフワ。塩コショウのシンプルな味付けなので、そのままでもテーブルにセットされたケチャップなどで自分好みに味付けしてもOK。
このバターとオレンジのママレードの組み合わせが、最高! しょっぱい×甘いで永遠に食べ続けられる美味しさなのだ。シンプルながら、ボリュームもあって、これ以上ないモーニングの組み合わせだ。
こちらは「エッグライスボウル」。小盛りのライスの上に半熟卵がオン! ソーセージ、小松菜、トマトに乗ったチーズがカリカリに焼かれ、さらにレモンが添えられている。
卵は最初に崩すか、最後に黄身をパクっと食べるかで意見が分かれるところですが、ツイッターで話題の「#卵黄決壊」ショットを撮りたかったので、フォークで中央を割ってみると……なんともいい感じに黄身がとろ〜りと出てきました。これだけで充分美味しそう!
しかし、スプーンの上にライス、卵、小松菜を乗せてパクリ。さらに、ソーセージで塩気を感じる。次のひと口では、チーズでコクをプラス。ライスにかけられている醤油ベースのあまじょっぱいタレが、とっても美味しいので、あっという間にぺろりといってしまいますよ。
そして、お店の方もお勧めの働く女性に人気の高い「新鮮野菜のサラダボウル」。
葉野菜をベースに夏野菜のラタトゥユ、キャロットラペ、素揚げしてビネガーで和えたかぼちゃ、バルサミコマリネされたブロッコリーなどタパスが乗せられている。夏野菜は味がしっかりしていて、食べ応えあり。かなりボリューム満点だけれど、酢が効いたドレッシングが野菜をモリモリと食べさせてくれる。
朝メニューを求めてこられる方以外にも、昼は地域のコミュニティの場として、また体育館を利用された人たちが利用。カフェのイメージが強いが夜はビストロ風になっていて、料理が美味しいと評判に。お店の雰囲気がいいことが評判となり、会社帰りの男性陣、デートで利用する人も多いそう。
今年の夏は、例年よりもさらに暑くなると言われていますので、朝からしっかりと食べて元気に乗り切りたいところ。どのメニューもシンプルだけれど、食べ飽きない「ひと工夫」がされていて、ここでしか食べられない一品になっているので、ぜひ食べに行ってみてくださいね!
GOOD MORNING CAFÉ千駄ヶ谷(グッドモーニングカフェ)
〇住所:渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 東京体育館プール棟
〇電話: 03-5775-4800
〇営業:7:00〜23:00(L.O)
MORNING / 7:00 〜10:45(L.O)
LUNCH / 11:00〜15:00(L.O)
DINNER / 17:00〜22:30(L.O)
CAFE / 7:00〜 23:00(L.O)
※定休日は施設に準ずる
〇公式:http://www.good-morning-cafe.com/
オオバリエ
楽しく美味しく食べることが好きで、魅力的なお店の情報を聞きつければ都内を中心に車を飛ばして行きまくり。憧れは海外旅行に行って美味しいものを食べまくることです。