渋谷、ハレとケ / Vol.8 April,2017「渋谷笑う春」
「渋谷、ハレとケ」では、渋谷の日常と非日常を写真で切り撮るフォトギャラリー。今回のテーマは「渋谷笑う春」。いつもは急ぎ足で通り過ぎる駅周辺も、目線の上に色づいた柔らかな春を見つけ、つい歩く速度をスローダウンしてしまう。張り詰めた緊張をほっと緩和させ、私たちの心を瞬時にほころばせる。「世の中は三日見ぬ間の桜かな」という言葉があるが、桜の花のごとく渋谷のまちも日々刻々と変化している。今回は再開発の進むまちの中で、のどかな春の景色を切り撮ってみた。束の間の春を桜花(謳歌)したい。
Osamu Matsuba
1972年東京都出身、井の頭線沿線で育つ。日本広告写真家協会正会員 東急ハンズと文化村がお気に入り。これからの渋谷の移り変わりを写真で表現していきたいと思います。