いよいよポケモンGOリリース! さて渋谷の街の様子はどう?
欧米で社会現象を巻き起こしている位置ゲームアプリ『PokemonGO(ポケモンゴー)』が7月22日午前中、日本にも上陸を果たした。
早速、小雨が降りしきる中、渋谷の街を巡り、その狂騒ぶりをレポートしよう! と言いたいところでしたが、実際にはリリース後、間もなくで、まだポケモンゲームに興じている人びとは疎ら。ゲームユーザーより、その様子を取材しようと駆けつけたテレビ局や新聞社の取材チームのほうが多いくらい。
雨の中、ハチ公広場にはカッパ姿の記者やカメラクルーの姿が目立っていました。ちょっと記者さんに話を聞いてきたところ、「意外にいないですねー」と困り顔。まだローンチしたばかりで、マスコミが期待するほど盛り上がっていない状況。
さて、渋谷文化プロジェクトの編集部でもアプリをダンロードして、渋谷の街(ハチ公広場→センター街→スペイン坂→宮下公園付近→ヒカリエ→金王八幡宮)を巡ることに。
まずセンター街に入り直ぐ、フォーエバー21入り口付近に3匹のポケモン(ビードル、ヒトデマン、オニスズメ)を発見! モンスターボールを投げて、各ポケモンを捕獲するわけですが、意外に投げてぶつけるのが難しい。コツをつかむまでは、ボールの無駄打ちが多くなりがちに。
ポケスポットではポケモン捕獲のため、スマホ片手に立ち止まっている人びとに度々出くわす。同じゲームを楽しむユーザーとして、ゲームのやり方などを含めて気軽に話しかけることもできる。外国人旅行者の姿も見られ、今後ちょっとしたコミュニティが生まれそうな気配。
センター街 マックの前にはドード。全国2900店舗のマックにポケモンGOの「ジム」や「ポケストップ」が設置されているとのことだが、近づいてみても何ら変わらず。他のポケストップと何が違うのか、今のところよく分からない。レベルを上げてから出直す必要がありそうだ。さて、ここのところ元気のなかったマックにとって、ポケモンGOは果たして救世主になるのでしょうか?
スペイン坂では、前歯を突き出し威嚇するコラッタが出現。
東口の駐輪場付近には、キャタピー。ヒカリエ付近にはズバット、ポッポ。
約1時間ほど、渋谷の街を巡ってきたが、その間、9匹のポケモンを捕獲に成功。今後、レベルアップと共に街の中に点在する「ジム」で、他のプレーヤーのポケモンと戦うバトルなども出来るというが、そこにたどり着くにはもう少し時間がかかりそうだ。同じ位置ゲームであるイングレスに比べると、ルールも優しく、子どもから大人まで十分に楽しめる。
夏休みを迎えた初の週末、渋谷の街にはポケモン探しに夢中になる親子連れがきっと増えることでしょう。昨日、内閣府サイバーセキュリティセンターから注意喚起(PDF)のお知らせがありましたが、くれぐれも歩きスマホと熱中症にはご注意を!!
編集部・フジイタカシ
渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。