塗り絵のイメージが変わる!? 第10回「大人の塗り絵コンテスト」展覧会

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第10回「大人の塗り絵コンテスト」展覧会が2月20日（土）より、渋谷Bunkamuraギャラリーで開催される。主催は河出書房新社。

2005年からスタートした同企画は、「大人の塗り絵」を扱う日本で唯一の本格的なコンテスト。昨年から塗り絵ブームが到来し、今回の募集では前年を1,500点以上も上回る6,768点の作品が集まった。こうした背景には昨年、日本認知症予防学会医師が「誰でも今日から始められる認知症予防として大人の塗り絵は効果的」とテレビで発言したことや、フィギュアスケートの浅田真央選手らがフランス発のコロリアージュ（塗り絵）に熱中しているというコメントなどが重なり、幅広い年齢層で一気に愛好者が広がったという。

昨年（9月1日〜12月1日）募集された課題は、河出書房新社が発売する「大人の塗り絵」シリーズに収録される「塗り絵」から絵を選択し、自由に彩色をするというもの。刺繍や押し花など、色鉛筆以外のクラフト系素材の使用も可能で、作品の厚みは10cm以内という基準が設定。今回の展覧会は、力作ぞろいの応募作品6,768点の中から、選考を経て入賞に選出された297点の作品が展示される。
入賞作品、作者は82歳。

同じ下絵を選んだ作品でも、配色や作家の個性、アレンジで作品のイメージが大きく異なる点も「塗り絵」の魅力。ぜひ会場で足を運び、直にご覧ください。「これが塗り絵！?」と、その出来の素晴らしさに塗り絵の見方が大きく変わるはず。
同じ下絵でも作家により、イメージが大きく異なる。

会期中、会場では「塗り絵」体験コーナーや、専任講師による「塗り方レッスン」（無料）なども行われる。

第10回　大人の塗り絵コンテスト展覧会＜東京展＞
〇会期：2016年2月20日（土）〜2月28日（日） 10：00〜19：30（最終日18時まで）
※2/20 10:30よりオープニングセレモニー・表彰式
〇会場：Bunkamuraギャラリー（渋谷区道玄坂2-24-1）
〇入場：無料