⭐竹馬 靖具監督『蜃気楼の舟』⭐

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1月30日渋谷アップリンクにて公開の 映画『蜃気楼の舟』コメント寄せました。

「登場する人物や場所だけが自らの自己同一性が崩壊しているに留まらず、歴史や幽霊さえも拠り所を失った「難民」となる現状を映し出している、、、」　
（ヴィヴィアン佐藤）

http://www.uplink.co.jp/SHINKIRO_NO_FUNE/
http://www.uplink.co.jp/SHINKIRO_NO_FUNE/comment.php

小水たいが、田中泯、小野絢子、足立智充、竹厚綾、、、出演。
主人公の男は、友人に誘われたことがきっかけで、囲い屋で働いていた。
ある日、それまでモノのように扱ってきたホームレスのひとりに、自らの父を発見する。導かれるように父を連れて囲い屋を出た男は、自身の欠落を問うために車を走らせる。現実と異世界を揺れ動くドライブの中で父と訪れた廃墟には、母親の幻影がさまよっていた。

そして、並行して描かれる、現実と幻想の狭間を航海する一艘の舟が向かう先には…

ヴィヴィアン佐藤（非建築家）

非建築家、アーティスト、ドラァククイーン、イラストレーター、文筆家、パーティイスト、、、と様々な顔を持つ。独自の哲学と美意識で東京を乗りこなす。その分裂的・断片的言動は東京では整合性を獲得している。。。なんちゃって。