【代官山xコーヒー】鳥取発の本格カフェ「lab.LA BAR(ラボ ラバール)」
鳥取県が日本で唯一スタバのない県として注目を浴びた際に、平井知事が「スタバはないが、スナバ(鳥取砂丘)はある」と発言したのは記憶に新しいところです。この発言が話題にのぼった裏で、「スタバもいいけど、ラバールがあるから十分」という県民の声が多数あがったのをご存知でしょうか?
「LA BAR(ラバール)」は、鳥取県発の、アメリカ西海岸にあるイタリア人街のカフェをイメージしたカフェ兼コーヒー専門店。山陰を中心に全8店舗があり、鳥取県庁前店、米子鬼太郎空港店など、鳥取県内だけでも、6店舗を展開しています。
お店のこだわりは、「生産者の顔の見えるコーヒー店であること」、そして「自然環境に配慮したサスティナブルコーヒーを提供すること」。それを裏付けるように、焙煎師兼バリスタ兼コーヒー鑑定士である本池社長自らがブラジル、グラテマラ、コロンビアなど世界中の農園へ足を運び、直接、豆の買い付けを行っています。
これらの豆を、こだわりの焙煎機・デートリッヒを用い、豆の芯まで熱を通す半熱風式の方法で自家焙煎し、ラテ・カプチーノ、マキアート、カフェラテといった本格的なエスプレッソを使ったカフェメニューを提供。さらに自社工房から直送される数々のスイーツを、店内で味わうことができます。
そんな鳥取を代表する「LA BAR」が3年前に、「lab.LA BAR(ラボ ラバール)」という名で東京・代官山に登場。「lab.」とあるのは、ここが、コーヒーを提供するカフェという存在だけではなく、コーヒーを「研究する」場所であるから。よりおいしいコーヒーをお客様に提供するために、日々、豆と真摯に向き合いながら、新しい味を追求しています。
代官山・ヒルサイドテラス内にある lab.LA BARがユニークなのは、ドリップの方法を自分で選べるという点。選択肢は4つ。雑味のないすっきりとクリーンな味わいを求める人は「ハリオペーパーフィルター」を、にごりのある質感でシルキーな味わいを求めるなら「エアロプレスフィルター」を、香り立ちが良く、味わい深さを求めるなら「サイフォン」を、深みのあるまろやかな味わいを求めるなら「ケメックスアイスコーヒー」を。目の前でバリスタが一杯一杯丁寧にドリップしてくれる姿を眺めることができるのも、コーヒー好きにはたまりませんね。
コーヒーのみならず、紅茶のラインアップも充実しています。世界で唯一の7つ星ホテル「バージアルアラブホテル」で使用されている、ドイツのロンネフェルト紅茶は、東京ではここを含め2か所でしか手に入れることはできません。さらに、LA BAR の豆をエスプレッソで落とししみこませたティラミスをはじめ、チーズケーキ、パフェ、チーズトースト、ピクルスなど、コーヒーや紅茶に合う手作りスイーツやフードの提供もしています。
同店では10月11日(日)、12日(祝・月)の猿楽祭にあわせてイベントを開催。11日は店舗の外でハンドドリップを、12日には挽いた粉の中にお湯を入れ、上澄みだけを提供するカッピング(味見)を店内で行います。 「スタバもいいけど、ラバールがあるから十分」と、鳥取県民に言わしめる本格カフェの味、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
lab.LA BAR(ラボ ラバール)
住所:東京都渋谷区猿楽町29番10号 ヒルサイドテラスC棟18号室
電話: 03-6416-5775
営業:11:00〜19:00
休日:水曜日
公式:http://lablabar.com/
代官山ひまわり
代官山を拠点に活動するNPO法人「代官山ひまわり」。所属するママさんライターが渋谷情報をお届けします。