2015.08.18

有名パンケーキ店でモーニングはいかが？

日が昇るのが早い夏は、朝型の生活リズムを作るのにもってこい。澄んだ朝の空気を吸い込みながら、出勤前に人気店でおいしいモーニングを食べるのはいかがでしょうか。パワーチャージに話題チャージもできますね。

シブヤ界隈、特に原宿、表参道はパンケーキ激戦区。パンケーキブームのきっかけは、朝食カルチャーを盛り上げようとする動きと巷の「朝活ブーム」が後押しし、2008年頃から始まりました。今なおブームは続き、連日猛暑の中でも人気店には多くの人びとが列をなしています。
表参道・骨董通り沿いにある「クリントンストリートベイキングカンパニー」も2013年8月オープン以来、行列の尽きない人気店の一つ。順番を並ぶお客様向けに店頭にウォーターサーバーが設置してあることからも、その人気ぶりがうかがえます。うれしい心遣いですね。行列のピークはランチタイムを挟む10時から14時あたりですが、オープンは他の人気パンケーキ店より一足早い８時。開店直後を狙えば、意外にスルッと入店できます。朝の店内は落ち着いた雰囲気で、一人でゆっくりモーニングするビジネスマンの姿も見られました。
左）店内の様子　右）オーナー夫妻の写真

「クリントンストリートベイキングカンパニー」は表参道駅（B1出口）から徒歩6分。落ち着いた骨董通りに面した2階建てのお店です。2001年にニューヨークで、ニール･クレインバーグと妻のディディ･ラーマンがカジュアルダイニングとしてオープンしたのが始まり。オープン以来、最高のケーキをホームメイドすることにこだわり続けてきた夫妻のお店は、ニューヨーカーの間でも噂を呼び、瞬く間にニューヨーク屈指の人気店に。中でもブルーベリー･パンケーキは、ニューヨークマガジン誌で「ニューヨークNo.1のパンケーキ」に選ばれるほど。
型を使わず、鉄板で焼かれ、ふわふわとサクサクが絶妙な食感の、これぞ生地を食べるパンケーキ。３枚に重ねられた「ブルーベリーパンケーキ」は生地の表面にブルーベリーの色が見えないため、トッピングのみかと思いきや…切ると生地の下にたっぷりのブルーベリーが現れます。
お好みでメープルバターシロップをかけてもOK。メープルシロップを出すお店が多い中、個性的です。またトッピングもできるので、一皿の味にバリエーションを広げる事も。
ベーカリーのマフィンやスコーンも人気です。大量生産せず、ひとつひとつ丁寧に手作りされています。小麦粉、オーガニックなスパイスやハーブから、安全で健康的な環境で育てられたニワトリの卵まで、最高品質の食材を毎日産地直送してもらっているそうです。
パンケーキの他に、レストランメニューも充実。サラダやスープ、ステーキ、オムレツなど新鮮で旬の食材を使用した選りすぐりのアメリカの味も楽しめます。パンケーキは朝からディナーまで提供されます。また店内での食事のみならず、パンケーキ、サンドイッチ、フレンチトーストはテイクアウトも可能。15分くらい待てば（事前に電話注文だと確実）、できたてをお持ち帰りできます。美味しさのお裾分け。手みやげにもいいですね。　

こだわりのあるモーニングで、フレッシュな1日をスタートしてみてはいかがでしょうか。