GW!街歩きのおともにしたいシェリエの焼きたてパン
GWもにぎやかな渋谷。この休みに行きたかったお店にせっかく足を運んだものの満員で入れない、なんて時は、焼きたてのとびきりおいしいパンを買って、陽ざしと新緑が気持ち良い公園でランチやブレイクタイムを過ごすのも、この季節の楽しみですね。
おいしいパン探しには困らない渋谷ですが、今回は渋谷駅東口からすぐの宮益坂下交差点角で抜群の人気を誇る『GONTRAN CHERRIER(ゴントラン シェリエ) 』に注目。代表作のサクサクのクロワッサンや名物イカスミやカレーのバゲットはじめ、この時期は新たまねぎのタルティーヌ(280円)など、春野菜を使った季節のパンたちも並んでいます。
約3年前にパリ18区モンマルトルから渋谷に上陸して以来、和の食材とフランスのパンのマリアージュによる独創的かつカラフルな作品で不動の人気となった同店。世代も国籍も超えたお客さんたちで毎日とても賑やかで、オープン当時、1Fのブーランジェリーに併設されていた30席ほどのイートインスペースは、現在は90席に拡張されて3Fに。また2Fにはカフェメニューが楽しめる50席のカフェテリア、地下にはシェリエのパンと仏料理を130種類ものワインで愉しめる40席のビストロと、ますますパワーアップしています。
シェリエファンの間で熱く支持される、思わず見とれてしまうほどに美しい層を織りなすクロワッサン(左、180円)は、空気をたくさん含むようにと大き目に焼き上げられています。
サクサクした厚めの皮を噛み破れば、中からたちのぼる甘いバターの薫り。しっとり柔らかな生地を噛みしめると、なんとも豊かで、どこか贅沢な気分になってしまいます。また、この美しい層にチョコレートを包んで焼き上げたパン・オ・ショコラ(240円)も、小麦とバターとチョコレートの三重奏にしばし無心で浸りたくなる、まさに至高のおやつ。店内の黒板でその日の焼き上がり時間をチェックして、最高の焼きたて状態で味わってみてはいかがでしょう。
おやつならクロワッサン生地の中にほどよい甘さの栗のクリームを包んだモンブラン(330円)、食事ならハムとグリエールチーズとベシャメルソースを挟んだクロワッサン・オ・ジャポン(340円)も味わってみてほしいところ。
シェリエの人気はとどまらず、7月末までの期間限定で公園通りのケンタッキー跡地にオープンしている『GONTRAN CHERRIER LIMITE(ゴントラン シェリエ リミテ)』では、リミテでしか販売していないCube de Pain(キューブ・ド・パン)と呼ばれる約5cm四方のキューブ型のパンも評判に。
イカスミ入りの黒いキューブにエスカルゴとチーズを組み合わせたエスカルゴ(280円)など食事系のフレーバーと、バナナを練りこんだキューブ型のブリオッシュにココナッツをトッピングしたスイーツ系、合わせて10種類ほどのキューブパンはすべて試してみたい!
リミテの方では、定番のバンズサンドやシュークリームも四角くなって並んでいるので、遊び心いっぱいの今だけの試みをGW中に楽しんでみては!
『GONTRAN CHERRIER TOKYO 』渋谷店
〇住所:東京都渋谷区渋谷1-14-11 BCサロン 1F・2F・3F
〇TEL :03-6418-9581
〇営業:7:30〜21:00 /不定休
〇公式:http://gontran-cherrier.jp/
ライター/サーフライダー
渋谷と築地で活動中の、書くことと描くことが好きな人。撮ることも好きです。渋谷にあったら嬉しいものは「犬カフェ」。あれば飛んで行きます。教えてください。シブヤ界隈の飲食店情報をつづるブログ『渋谷・恵比寿ランチジャーナル』を運営。