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東急東横店東館閉館日は、復活祭!?

3月15日の東横線渋谷駅の地上駅舎に続き、本日(3月31日)で東急東横店東館が営業を終了した。

1934年、渋谷駅と直結するターミナルデパートとしてオープン。当時は渋谷で最も高い地上7階建て、さらにターミナルならではの試みとして夜9時までの夜間営業を実施するなど、時代の先端をゆく百貨店だった。以来、今日まで78年間の長きにわたって渋谷を象徴する存在として愛され続けてきた。

1951年10月、日本初の「名店街」、今日のデパ地下の元祖のような存在としてオープンした東館1階の「のれん街」も本日、この場での営業を終了。4月4日からは渋谷マークシティに売り場を移転するそうだ。

店舗入口付近には「のれん街」発祥の地を記す記念プレート。今後、この記念プレートはどこに移動するのかな?

閉館約1時間前、全品半額セールでスイーツを求めて大行列が出来ていた。

東口路面に店舗を構える「スターバックス・コーヒー渋谷東急東横店」では、12年間の御礼を込めたメッセージが店頭黒板に掲示。最後にはスタバ・スタッフ一堂で挨拶が行われたという。


本日、3月31日はキリスト教のイースター(復活祭)。イースターは「春分の後の満月の次の日曜日」に行われ、今年はたまたまそれが31日にあたるそうだ。私の勝手な妄想だが、どうも東急東横店東館(イースト)の閉店と結び付け、何か因縁めいたものを感じてしまう。そもそも、英語のイースターの語源は「東から昇る太陽=復活」を意味しているという。いわば、東館の閉店は「終わり」ではなく、「復活」「新たな出発」を暗示しているように思えてならない。

そういえば、「新★ターミナル、はじまる」の広告看板も「東から昇る朝日」のようにも見える。今後、東口から進んでいく渋谷の再開発に大いに期待したい。

東急東横店東館、長い間、お疲れ様でした。


★東横線渋谷駅&東急東横店特集企画 http://www.shibuyabunka.com/special/201303/ 

編集部・フジイタカシ

渋谷の記録係。渋谷のカルチャー情報のほか、旬のニュースや話題、日々感じる事を書き綴っていきます。

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